やはり凄いな、この人は

なんとグラディス・ナイトが新作を出していたとは
全く気付かなかった。しかもかなり良い!
林剛さんがFacebookで紹介していたので初めて気づいた次第。
やはり実店舗にも顔を出さないと、気付かずに終わってしまうものが
多くなってしまうのかもしれない。
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2006年に出た≪Before Me≫は割とスルーされたが、実は大名盤で、
この7年間愛聴してきたので、新作発表はちょっとしたニュース。
しかもこの新作≪Another Journey≫は5曲をレオン・シルヴァーズが
プロデュースしているのだけど、これがまた良い。
数年前のエンダンビでも本当に良い仕事ぶりだったのだけど、
レオン・シルヴァーズ、昔のソーラー時代よりも、
もしかしたら今の方が個人的に好みかもしれないな。

1曲目の”Old School”はなんとデイム・ファンクが演奏していて、
余り強調される事は無いけど、グラディスの類まれなリズム感が
バシバシ前面に出ていて、もう掴みは完璧だ。
林剛さんが言うように、デイム・ファンクにはこのままクエストラブのように、
偉人やレジェンド復活の必殺仕事請負人として活躍してほしいですね。
今年のMVPの一人かも知れないですね。
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再来日、激しく希望!

シルヴァーズとの曲は5曲あるが、2曲ほどある流行りの音に追随した曲は
大成功とは正直言えないけど、もう少し練った方が良かったかな。
グラディスも作曲に絡んだ8曲目の”I Who Have Nothing”はリミックス。
元の曲はもっと違うものだったのかもしれないけど。
(というか元のヴァージョンが聞きたい)
この手の流行りの音だったら、もっとリズムの重心を落として、
歌のグルーヴがリズムのコーナーを突くラストの”Searching…”なんかのほうが
ずっとかっこいいかな。

半分以上を占めるメロウな曲、これはもうグラディス・ナイトが
完全制圧するフィールドなので、慈愛に満ち満ちた歌世界にただ浸るのみ。
やはり実力ある人は素晴らしい。
その説得力たるや、スクリーンでのウーピー・ゴールドバーグと双璧だ。
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でも、やはり白眉はデイム・ファンクとの”Old School”だな。
ブギーだし、コーラスの付け方にはジェラルド・リヴァートの空気も感じる。
至福の4分17秒。連続20回聴いてもまだ満足できない感じだな。

そんなわけで、グラディス・ナイトだったら、このレベルは当たり前と
言う人もいるかもしれないけど、じゃあ果たして現存するシンガーで
このレベルの歌世界を築く事が出来る人がどれくらいいるか?と言えば、
ほとんどいないのでは?
贅沢は言わないので、2年に1枚、新作を出してくれさえすれば、
私は満足です。いや、それでは満足できないな。やはり生で見たい。
誰か日本に呼んでくれー!!
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by zhimuqing | 2013-12-29 01:56 | Funkentelechy | Comments(0)
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