12の理由は思いつかなかったが

レコ・コレ誌がソウル・ファンクのシングル100選なんてのを
発表したということで、そちらもそうだ個人的に100アーティスト100枚
選んでやろうやないかい、と思うのですが、
その一方で、先日観たアイアン・フィストの余韻が残っていたりしつつ、
モネイちゃんのアルバム発売が間近に近づいているし、
その前にライブ2本あるし、会社の事務所は引っ越すし、
昔の○○の○○○さんから○ってこいと言われるわ、で
なかなか気ぜわしい今日この頃ですね。

ところで、先日観た≪アイアン・フィスト≫、RZA(当然)担当した音楽も
実に素晴らしかった訳ですが、今年出たゴーストフェイス・キラの新作こそ、
あの映画にぴったりだ。今年屈指のヒップホップですね。
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高値安定というか毎回高品質のブツを届けてくれるゴーストフェイスは、
どんな音やリズムに合わせても物凄くソウルフルなんだけど、
こういう生々しい音が一番似合う。
地面から精霊がもりもりと湧いてくる。
特徴的な高い声、毎回こうグッと掴まれてしまう私です。
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デルフォニックスのウィリアム・ハートを復活させたエイドリアン・ヤングが音を担当。
70年代のソウルフルな音をより暴力的かつタフに再現していて、
「黒い」というよりも「黒み」と表現したくなるような音になっている。
演奏は自身の覆面?プロジェクトであるヴェニス・ドーン名義。
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まあ、ほとんどヤングが弾いているのだと思うが、
ドラムやベースの荒れ具合(でも実は精密)、女性コーラスの使い方なんかは
70年代のブラックスプロイテーション映画よりも殺気に満ちていて、
ゴーストフェイスがその上で暴れ回る様が実に快感だ。
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エイドリアン・ヤングはマルチ・プレイやーだが、画像を検索すると
ステージでベースを弾いている画像が多い。
ベースの演奏自体ではなく、ベースを乗っけるとカッコいいドラムを
追及してそうなところが私の細胞を引きつけるのかもしれない。

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思えば、ゴーストフェイスの最高傑作(の一枚)である4枚目には
La La(Means I Love You)の替え歌Holla(名曲!)が入っていたし、
タランティーノの映画にデルフォニックスの曲はたんまり使われていたし、
このアルバムもRZAがエグゼクティブ・プロデューサーだし、
作られるべくして作られたアルバムと言えるけど、
こちらの期待値を簡単に超えられてしまいましたね。
ここ最近のウータン関係のアルバムの中では間違いなく断トツの出来だし、
歴史に残る90年代のウータン攻勢の時の数々の名作と比べても
見劣りすることは全くない。
カンフーが好きな人はまあ必聴かつ必携でしょう!
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アルバムの内容には大満足なんだけど、一つだけ贅沢を言わせてもらうと、
エイドリアン・ヤングとRZAの共同作業でウータン本隊を!ですよね。
アルバムには、インスペクター、Uゴッド、マスタ・キラ、カパドンナ入っているけど、
メソッドマンとかGZAも聴きたいし、なによりレイクウォンが入っていないのが勿体ない!
ゴーストフェイスの最高の相棒のレイクウォンとの絡みがない、というのは
画竜点睛を欠くってなもんでしょう。
今年は≪燃えよウータン≫の20周年だし、そのへんちょっとだけ期待したいのは、
世界中にたくさんいるはずなんですけどね。頼むよ、RZA!

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ついでに、MFドゥームとも絡んでくれれば悶絶するのだけどね。
ウータン8人+ドーム(+レッドマン)で音はヤングとRZAとドゥームが手掛けると、
私もロボットになれそうなんだが。
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by zhimuqing | 2013-08-17 01:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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