宮部みゆきとプリキュアと

「おそろし」を読み返し、「あんじゅう」に進む予定なのに、
横に置いていた「あやし」に進んでしまうのが、
我ながら意志の弱いところだが、こんな文章を改めて見つけてしまう。
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「たましいを抜かれると、人は文句を言わなくなる」と、お光は言った。

怠け心もなくなるし、欲張りでもなくなる。遊びたいという子供の心もなくなる。
家が恋しいこともなくなる。ちょっと見には普通の人間のように見えるし、
普通の人間のように振る舞うけど、中身は空っぽなんだ。
木偶人形みたいなものさ。だからこそ、兼子屋の奉公人はみんな、
よそのお店が目を見張るような働き者になることができるんだ。
なにしろ、半分は生き物じゃなくなっているんだからね


宮部みゆき 「あやし」 布団部屋 より抜粋

参院選が近くて、色々考えることが多いのだが、
まさに、その通り!と膝を打つ文章。
江戸時代を描いていたら、「とりもろされた」日本の未来を描いてしまったという、
ある意味SF小説的な展開か。

そういう意味では、ムスメと借りにいった、フレッシュプリキュア!の最終巻も
なかなか同じような内容か!
お光の口を借りて出てきた言葉とラビリンスの総統メビウスの言葉がほぼ同じ!
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全国民を管理しているメビウス(正体はコンピューター)は
「苦しみも悲しみもない世界」を提供すると国民を洗脳し、番号をあてがい、
生活、仕事や結婚、寿命といったあらゆる自由を制限する。
それに立ち向かうのがプリキュアという設定だが、
低学年の子供にはやや難しいかもしれないけど、
なかなかよく出来ている。
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洗脳されたラビリンスの国民達。うーむ。

さて、今週末は参院選。
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私は今出ている改憲論にもTPPにも原発再稼働と原発輸出すべてに反対。
しっかり見極めて投票したいと思います!

本当はこの人に投票したいのだが。
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by zhimuqing | 2013-07-17 22:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)
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