世界遺産どころか、完全に宇宙遺産

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父からパソコンの文字入力が出来ないと随分慌てた様子の電話があり、
こちらから電話するもさっぱり要を得ず、私もその道に暗い訳なので、
しかたなくパソコンで困った時のホットラインでプリマク氏に電話。
すると、まだ会社にいたようで、隣?に座っていると思われる
スーパー・スペシャリストに確認してもらったところ、
ワイヤレスのキーボードの電池が切れているのではないか?との指摘が。

早速両親に確認してもらい、電池を交換してもらうと
問題なくキーボードで入力出来るようになったとの事で、
ウルトラ・スペシャルなデジタル専門家に対して、
ウルトラ・アナログなアドバイスを頂くという、なんといいますか、
大変申し訳ないというか何とも言えない展開に。
まあ、持つべきものは友達でありますね。

さて、そんな事件のなか、ボン兄さんの盟友であるA香兄さんからメールが。

JBのロスト・テープスってDVD、ブツ持ってる?
無かったら、近所で安売りしていたから、買っとこうかー?980円


79年頃のJB、レコーディング・アーティストとしては、
かなり厳しい時代ではあるのだが、ライブとなるとまた違うのがJB。
74年のキンシャサでのライブ映像は凄かったし、
やはりここは一家に一枚というのが、仁義というものだろうということで、
結局お願いしたのであります。
それにしても、A香兄さんとは一度ゆっくり話をしないといかんね。
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ところで、JBといえば、HIP-Oから出ているシングル集のVol.11、
発売から1年半経った今、ようやく捕獲完了。
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HIP-O のHPによると、このVol.11でシリーズの打ち止めになるらしい。
ということで、少し整理してみましょう。

Volume 1:1956年~1960年
Volume 2:1960年~1963年
Volume 3:1964年~1965年
Volume 4:1966年~1967年
Volume 5:1967年~1969年
Volume 6:1969年~1970年
Volume 7:1970年~1972年
Volume 8:1972年~1973年
Volume 9:1973年~1975年
Volume 10:1975年~1979年
Volume 11:1979年~1981年
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いやあ、並べてみると、実に壮観だ!
ルイ・ジョーダンとかのジャンプ・ブルーズの影響を受けまくりで、
ブルージーなバラードを売りにしていたVol.1、Vol.2での素晴らしい声!
Vol.3の途中に突如産まれる”OUT OF SIGHT”から始める栄光のファンク革命。
ブーツィーとキャットフィッシュが暴れるVol.7、
JBズが情け容赦なくタイトに迫るまくるVol.8とVol.9。
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このシリーズは特にブックレットの素晴らしさだけでも相当な価値がある。
ハリー・ウェインガーさんの畢生の仕事。
サポートはJBのツアー・マネジャーを永らく務めたアラン・リード!
1曲毎の解説も読み応え十二分、見たことのない写真(リードが提供)も山ほど。
綿密すぎるクレジットがまたたまらん。
このクレジットを見ながら、ベーシストの変遷を聴き込んでいくだけでも、
ご飯が何杯というか、何釜でも食べられるというものだ。
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水の石切りのようなバーナード・オドム(Vol.4、Vol.5の途中まで)。
絶対に黒人としか思えないティム・ドラモンド(Vol.5)のベースは
タイム感が絶妙でコピーがなかなか困難。
完全に無名のギターとベース兼任のアルフォンゾ・ケラム?(Vol.5)も凄いが、
今一つ評価が低いチャールズ・シュレルズは実は68年以降80年代直前まで、
重要な曲でベースをたくさん弾いており、以降のファンクを考えると
改めてその重要性を痛感する。
ブーツィーはただもうひたすら天才。符割を乗り越えた自由自在な演奏。
のちのPファンク時代も凄くて死ぬほど好きだが、この時代の殺気は
この時代でしか味わえないものだ。
フレッド・トーマスのタイトなリズムもちょっと聴くとシンプルなのだが、
聴けば聴くほど、その奥深さに驚いてしまう。
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ベースに限らず、75年頃になると、スタジオミュージシャンが増えてくる。
ウィル・リー、スティーブ・ガッド、ジョー・ベック、ゴードン・エドワーズ。
そうなるともちろん演奏は上手いのだが、旨みが減ってくるのは仕方がない。
ということで、どうしても良く聴くのは、Vol.3からVol.8ぐらいになるのだが、
まあ、なんといいますか、全世界の人々に共通すると思うのですが、
JBにはただもう、感謝の言葉しかありませんね、はい。
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とはいえ、JBの世界は深くて、広い。
アルバムを集める必要はないのかもしれないが、
関係するアーティストというかその配下の子分達のブツについては、
私はほぼ未着手。
さて、今後どうするか?が最大の問題だ。
クリフ・ホワイトが手がけた編集盤からだな、まずは。
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by zhimuqing | 2013-04-05 00:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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