それでは、よいお年を!

ということで、今日で今年も最終日ですね。

早速だが、音楽の年間ベスト10を発表!

① ONDATROICA
② DR. JOHN:Locked Down
③ QUANTIC Featuring ALICE RUSSELL:Look Around The Corner
④ ELLE VARNER:Perfectly Imperfect
⑤ FRANK OCEAN:channnel ORANGE
⑥ ROBERT GLASPER:Black Radio
⑦ KENDRICK LAMAR:good kid, m.A.A.d. city
⑧ GEORGIA ANNE MULDROW:Seeds
⑨ MERIDIAN BROTHERS:Desesperanza
⑩ ESPERANZA SPALDING:Radio Music Society


次点
・Big Boi:Vicious Lies And Dangerous Rumors
・Mint Condition:Music @ The Speed Of Life

①~④、⑤~⑧、⑨~⑫の順位はその日の気分で大幅に変更されますが、
今この瞬間の気分ではこんな感じ。

例年よりも新譜というか新録を聴くことがなかった一年。
熱心に聴いていたのは、モータウンのシングル集やコルティーホやプエンテ、
90年代前半のヒップ・ホップ、復活ディアンジェロのライブ音源、
それにブートを大量!に含む80年代プリンス。

正直に言いますと、今年の初めというか、昨年末の段階では、
ディアンジェロの新作とモネイちゃんの新作2枚で
ワン・ツー・フィニッシュの予定だったのだが、
一体どうなったのか、大晦日となった今日現在、未だ発売無し。

その中で、強く心惹かれたのは、やはりコロンビア。
クァンティックとフレンテ・クンビエーロの織り成す、
懐かしくて新しいコロンビア音楽には心底興奮させられた。
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ウィル・ホランドとマリオ・ガレアーノの渾身の仕事となる
オンダトロピカはやはり文句なしの充実作。
ここ数年の努力が実を結んだ訳ですが、ここから更に発展しそうで、
私の中でも期待度は盛り上がるばかり。
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ドクター・ジョンは製作陣もよかったこともあるだろうが、
漆黒の暗闇で蠢く有象無象な何かを見事に捕らえていて、
実にイマジネーションに溢れている名作。燃えました。
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ウィル・ホランド=クァンティックとアリス・ラッセルとのコラボ作は
歌や演奏、録音も素晴らしいのだが、なによりも曲が良い。
なんだか、今この瞬間に1位にしておいた方がいい気がしてきたぞ。
アリス・ラッセルの声もとても好きなのです。
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エル・ヴァーナーはなんと言っても、声から溢れる生命力。
逸材には行ける所までガシガシ進んで欲しい。
来年ビルボードライブに来るということで、正直困っているところだ。
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前にも書いたが、フランク・オーシャンは絶妙な制球で魅せる表現に尽きる。
これを超えるアルバムは作れないかも、とも書いたけど、
意外にあっさりと超えてきそうな気もする。
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グラスパーはアルバムを聞いた当初は今年一番かと思ったのだが、
観に行ったライブが正直もう一つだったので、やや順位を落とす結果に。
それでもこのアルバムの持つ、清冽だが濁りのあるテクスチャーは
フランク・オーシャンにも通底するものであり、
今の気分をたくみに掬い上げていると思う。
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ラマーは聴けば聴くほど良くなってくるが、やはり前半部分がいい。
過去から現在に至るまで、名作を連発出来たヒップホップアクトは
ほんの僅か、一握りしかいないので、これまた次のアルバムが勝負かな?
ブラック・ヒッピーの4人での活動には物凄く期待している。
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順位付けが難しかったのは、ジョージア・アン・マルドロウ。
凄いアルバムだし、部分部分で消化は進んでいるのだけど、
未だに全体像が掴めない。
全体像を掴もうとすること自体が間違いなのかもしれないが。
5年後ぐらいのある日、突然開眼しそうな予感もする。
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メリディアン・ブラザーズは結局ブログで紹介する時間が無かったのだが、
これまた、フレンテ・クンビエーロのギタリストの別プロジェクト。
コロンビアの音楽から贅肉はおろか、筋肉もそぎ落とし、
残った骨格のカルシウム分を珪素に置き換えたような音楽。
アンパンマンでもワンピースでも一番ヒップなのは骸骨キャラだし、
人間、見かけや肌の色が違っても、骨の色は同じと言い放った
ブラザGの名言を思い出したりします。
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箱庭に限界を超えて80年代初期のファンクを詰め込んだエスペランサは
改めて聴き返すと、箱庭ファンクな感じがスティーリー・ダンのよう。
(といっても、スティーリー・ダンのことはあまり知らないのだが)
小気味の良いベースとパトリース・ラッシェン風味の歌の組み合わせは
やはり心地よいです。私もDavid GageのCzech-Ease、欲しいです、はい。

次点はボイとミント・コンディション
いずれも聴き込めていないので、次点扱い。
聴き込んでいけば、10位に食い込むことも十分ありうるかな。
ファンクの領域を広げ続けているボイ、
メロウさに磨きのかかるミント・コンディション。
あと、マダムギターパンダと渋さ知らズのCDは聴くことが出来なかった。
来年へ持ち越しさせて頂きます。

ダウンロードものでは、順位は付けないが、

◎Bonnaroo Superjam:2012-06-09
◎D’Angelo & The Testimony:January 29, 2012 Paris
◎Del The Funky Homosapien:WCA Limited Ⅱ Fela Remix
・Droop-E:Blvck Diamond Life
・Elle Varner - Conversational Lush (DatPiff.com)
・Hot Heavy & Bad:Undercover
・J Rocc:The Madlib Remixes 1997-2007
◎Re:Generation musical Project
◎Tarib Kweli + DJ Hi-Tek:The Re:Union Mixtape
・Trinidad James:Don’t be S.A.F.E.

あとは、ディアンジェロのVoodooツアーの音源各種か。
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基本的にもう時代はこちら側に来ているのだろうけど、
どうしてもブツが手元にないと、大事に聴かないかな。
ここにあげた10作は結構聴いた方だが、
◎をつけた作品以外はやはり聴きこみが甘かったように思う。
心から感動したのは、ボナルーでのディアンジェロ登場を告げるアナウンスと
エリカ・バドゥとジガブーの邂逅か。

さて、その他、今年感銘を受けたものを列挙。

【本、漫画】
『ブラックジャック創作秘話』原作:宮崎克 画:吉本浩二
『ヒップ -アメリカにおけるかっこよさの系譜学』ジョン・リーランド
『スマイリー三部作』ジョン・ル・カレ 
『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド
『ふしぎなキリスト教』橋詰大三郎・大澤真幸
『戦後史の正体』孫崎享
『悪い時 他9篇』ガルシア・マルケス
『かの子繚乱』瀬戸内寂聴
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【ライブ、舞台、その他】
『なにわバタフライN.V.』
『シェウン・クティ&アフリカ80』
『町山智浩×面影ラッキーホール 対談』
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【映画・DVD (新旧含む)】
『エル・ブリの秘密 世界一予約の取れないレストラン』
『カンパニー・メン』
『裏切りのサーカス』
『チョコレート・ファイター』
『ギャラクシー・クエスト』
『アカデミー 栄光と悲劇』
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【テレビ、映像関係】
・スイシンジャー
・Sharlock 2
・Wu-Tang Vs. The Golden Phoenix
・NHKクローズアップ現代 水俣病“真の救済”はあるのか ~石牟礼道子が語る~
・王様のレストラン
・BAD 25th
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【展覧会】
『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』
『没後150年 歌川国芳展』
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色々大事な人々が星になってしまって、とても悲しかったが、
でも、感謝の気持ちも一杯です。ありがとう。

ホイットニー、チャック・ブラウン、ベリータ、ダック・ダン、
ピート・コージー、テリー・キャリアー、小沢昭一
皆さんが作り上げた素晴らしいモノは大切にいたします。
オキモト先生、貴方のおかげで私と弟の今があります。
シンヤ兄ちゃん、日々大事に生きなければいけないことを改めて。


今年も大変色々な方にお世話になりました。

アル様やhisanos様をはじめ、ライブに来て下さった方、
ブログを読んでくれた方、つたない内容で申し訳ないです。
更に精進を重ねたいです。

ミッコ様、衣装の件で色々無理を聞いていただき、ありがとうございます!
本物の持つイマジネーションと瞬発力と展開力に心底感服いたしました。
それにしても打ち合わせから本番当日まであんなに持続的にワクワクしたのは
久しぶりでもありました。

M.A.様、お借りしている貴重なブツ、ありがとうございます。
今年後半は殿下一色で、大変充実しました。
年内にお返ししたかったのですが・・・。
新年早々にお送りできそうです、申し訳ないっす。

ケンドリックス、ノヴードゥー、プリーチャー、マシーノ、ボンの皆さん。
なかなか充実したバンド活動が出来て楽しかったです。
もしかしたら、私のバンド歴で一番充実していたかも。
ひとえに皆さんのお力があってのことです
来年はもっと充実させたいというのが、私のひそかな野望です。
その他のバンド関係者の皆さまも大変お世話になりました。

ようこチャン、ご生誕おめでとう!
ター君とナオミ嬢、ご結婚おめでとう!
大川シェフ、色々お心遣い、誠にありがとうございます!
モヤーン氏はドラムも練習するように。
ロンマクは痛風を直して、ハープを吹くように。

父と母には、いつも心配をかけ続ける不詳の息子で正直スマン。
ブラザGは私の心の支えにて、誇りとなる存在。
ヨメには、迷惑のかけっぱなしで頭が上がらないのは、
来年も変わらないかも。申し訳ない。
そして、レイとヨウ、私のすべてのパワーの源。

さて、ベースの練習でもするか。
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by zhimuqing | 2012-12-31 00:28 | U GOTTA FRIEND | Comments(4)
Commented by ぼん at 2012-12-31 08:45 x
あたしゃ無精者なので年賀状なんかも出しませんが(苦笑)、来年もよろしくお願いしますね。
がっつり行きましょー!
Commented by ごっぱち at 2012-12-31 10:11 x
ベストなんチャラが、一切被らない貴方は素敵です。
来年は宜しくね♪
Commented by けんどりっくす at 2012-12-31 15:45 x
レモン喜んでもらえてよかったです。大きいことはいいことですね。
Commented by zhimuqing at 2012-12-31 18:28
>> L.L.クール・ボンさま

本年は大変お世話になりました。
来年は更にがっつり行きましょう!

>> 58兄さま

かぶらないように気を使わなくてもかぶらないのが、
我々の良いところだと思いますね。
来年もお世話になります。

>> ケンドリックスさま

レモンには相当盛り上がりましたが、
添付されていた手紙の文面が実に面白かったです。
ヨメが大爆笑してました。
来年もよろしくです。
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