I just can't help myself, TC

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たった一度しか実際に話をしたことはないけど、
一度しか会う機会はなかったけど、
一度しかその歌声を生で聴くチャンスはなかったけど、
握手の感触、その眼差し、温かく深みのある口ぶり、
ちょうど10年と半年前のことになるけど、
今でもくっきりと思い出すことが出来る。
私の大事な友達。
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今後、何度でも会うことが出来ると思っていたのだが。

名曲名演名唱を数多く生み出したにもかかわらず、
セールス的に十分に評価されなかったテリー・キャリアー。
契約を打ち切られた80年代には、音楽で生活することが出来ず、
コンピュータ会社のプログラマーをしてしのいでいたらしい。
21世紀に入って、全世界的に再評価されたのが、
まだ良かったのかな、と思う反面、
それでもまだまだ過小評価だとも思うのだ。
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このアルバムは本当に凄い、歴史に残るアルバムだ、と言うと、
そういう言葉はコルトレーンとかに使うべきだと笑いつつ、
でもそういう風に思ってくれていることに感謝するよ、と。

フリーソウルについては、あまり評価をしていない私だが、
そのお陰できっちりとキャリアーの名作が国内でも再発されたのには、
個人的にはとても感謝している。
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チャールズ・ステップニーとの共同制作だったカデットでの3枚、
これらの充実ぶりはもっともっと評価されてしかるべき。
歌の素晴らしさ、曲の良さは言うまでもなく、
70年代シカゴの演奏陣によるグルーヴの含有率にも。
さらに言えば、テリー・キャリアーのギターの凄さにも
耳を傾けてほしい。
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突然のことで、言葉もないが、
今はただ残された音楽を聴いて、感謝の気持ちをささげるのみ。
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by zhimuqing | 2012-10-29 20:58 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)
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