ようやく復活か!

90年代以降にデビューしたソウル・シンガー、
歌を聞かせる本来の意味での歌手としては5本の指に入ると思う
ジョフ・マクブライドが新作を作る準備に入ったらしい。
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リバートの後押しで90年にアリスタからデビューしたマクブライドは、
艶やかにうねる情感豊かな歌が当時であっても時代遅れと言える程ソウルフル。
当時のブラコンシンガーとは明らかに一線を画しており、
その筋ではかなり評判を得ましたよね。
何せ日本盤も出てたほど。(どれ程売れたか分からないけど)
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一応中(小?)ヒットも出ていたんだけど、当時はニュー・ジャックな時代、
それに続いたのはヒップホップ・ソウルと来たので、
波に乗りきれず、メジャーとのディールを失ってしまったのだ。
せめてニュー・クラシック・ソウルの時代まで粘れていれば、とも思うが、
そこは実力派だけにインディーでしぶとい活動を続けて来たのだ。
リズム・オールスターズ名義でのアルバムも日英で一時期話題になっていたし。

近年の活動は主にフェィスブックでフォローすることが出来るが、
20年前に比べると声がやや太くなって貫禄がついているものの、
まあ依然として極上のレベルを維持してますね。
喉も荒れていないし、スリムな体型もしっかり維持している!
流石に元キックボクサーだけのことはある。

ちなみに、今年になってアメリカの歌番組「The Voice」に出場したそうで、
流石にあれだけ歌えるので、結構話題になっていた模様。
ライオネル・リッチーがビビッたとかなんとか。
(齢51なだけに、若い女性に負けてしまったらしい。怒!
まあ、どこの国のテレビも似たようなもんですね。)
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若いオネエサンのほうがテレビには映えるのは分かるけれども、と思ったが、
相手のオネエサンもなかなかカッコいいのもまた事実。
でも、ジョフ・マクブライドが相手を上手く引き立てたのだと思う。
残念ながら、映像をここに埋め込むことが出来ず。

そんな感じで、長い潜伏期間から復活しつつあるマクブライド、
新作を製作するのに、ファンド募集サイトでアルバム製作資金を募っている。
ちなみにこのサイト(indiegogo.com)はなかなか興味深いところで、
映画の製作やマクブライドのようなミュージシャンのような芸術系だけでなく、
社会活動についてもサポートしているようで、
モンサントの種子ビジネスへの抗議活動等への資金集め等もあったりして、
まあ、良い意味でアメリカ的な活動だなと思いますね。
時間があるときにゆっくり見ておきたいサイトです。

それはさておき、肝心のマクブライドさんのところですが、
新作≪The Journey to the Soul≫に関わる経費のことが
色々と細かく記載されていて、なかなか面白い。

募集総費用が40000ドル。内訳は以下の通り。

・ミュージシャン、プロダクション、マスタリング:15000ドル
・ライセンス:1500~2000ドル
・写真、デザイン、 コピー:5000ドル
・広告、ラジオ・プロモーション、ツアー費用等、アルバム完成後の諸経費
      :15000ドル+α


金額に応じて受けられるサービス、特典も様々で面白い。

1ドル:新作からのファーストシングルがダウンロードできる

10ドル:フェイスブックとツイッターで貴方をシャウトアウト+シングルDL

15ドル:新作アルバムとシングルを発表前にDL
     +ステッカー+シャウトアウト

25ドル:サイン入りCDを発表前にお届け+アルバムとシングルの事前DL
     +ステッカー+シャウトアウト

50ドル:Tシャツ+サイン入りCDを発表前にお届け+事前DL+
     ステッカー+シャウトアウト

100ドル:コンサートチケット+50ドルまでの特典
     ただし会場までの諸経費は負担しません。


100ドルにもなると、ライブご招待されるらしい。いいですな。

250ドル
アルバム製作時の限定ビデオ+Tシャツ、サイン入りアルバム、DL、
ステッカー、シャウトアウト


あれ、限定ビデオのほうがライブご招待よりもプライオリティーが高いのですね。

1000ドル
貴方をライナーノーツへのスペシャルサンクス欄に記載+250ドルの特典


以前、パニクルー初めてのミニアルバムのサンクス欄に、
私達のバンド名を入れてもらったことがあるが、
あれはバンドとしてブラザGにもっと感謝するべきだったのかと
今更ながら気付かされる私。

1500ドルになると、これは凄いよ!

1500ドル
ハウス・コンサート+250ドルの特典
貴方と特別な友人たちのために、我々が貴方のお住まいでショウを行います!
ただし、フロリダ、ジョージア、アラバマに限定。
あるいは、ツアーで貴方の近くに行った時に特別にアレンジします。


記載ミスなのか、スペシャルサンクスの件が漏れているのが気になるけど、
自分の家でマクブライドが歌うとなると、これはもう大変なことですね。
我が家の周りに朗々と響き渡るマクブライドのシャウトを想像すると、
もうゾクゾクしますね。アメリカ南東部のみの限定で助かったぞ。
日本でもOKだったら、私がファンドを募って、資金を募集するところだ。
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家の中がこんな状態になるのかなぁ?
まず、家の大掃除から開始しなければ!

で、設定されたマックスの金額が5000ドル。

5000ドル
エグゼクティブ・プロデューサーのクレジット+250ドルの特典


個人的には家に来て歌ってくれる方が凄い体験のような気がするのだが、
うーん、どうなんでしょ?
曲とかアレンジに関して希望を出せたりするのであれば、
文句無しに凄い特典なんだが、単なるクレジットでは盛り上がれないかな。

ちなみに私が曲のアレンジを決めることが出来るのだったら、
あれですね、R・ケリーのステッパーズ風、ATOJ風な柔らかいファンク、
ジョン・レジェンドの1枚目のようなザラついたR&B,
最近のベネイ系のスロー、そして全盛期のメイズ風(これが一番イケルはず)で
攻めるのだけどねぇ。

ちなみに、ミュージシャンにとってはこのクレジットはあくまでも
特別なものであるようで、フィッシュボーンのアンジェロも
以前kickstarterで同様の募集をしていた時には、
このクレジット入れるのが同じく5000ドルだったので、
まあ、こういうものなんでしょうね。
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ちなみに、アンジェロの時の最高額は10000ドル以上で、
アメリカ国内からロスへの航空券とホテル代、食事代、
更には本人によるディナーの招待が特典だったんだけど、
応募は無かった模様。
アンジェロによる接待はなんとも気になるところですけど。

ということで、募集期間は10月末まで。
気持ちは50,000ドルなんだけど、うーん、ここは25ドル行っとくか!
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投票券付きCDにウン十万払う人達を見習う資金力があればいいのだが。



懐かしい映像も!

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by zhimuqing | 2012-09-14 19:28 | Funkentelechy | Comments(2)
Commented by ide at 2012-09-14 22:56 x
ぼくもマクブライドなまでききたいです。
日本にきてほしいですね
Commented by zhimuqing at 2012-09-14 23:11
>> ケンドリックスさま

ねえ、日本に来てくれたら、次郎吉ぐらいだったら
3日ぐらいはソールドアウト出来ると思うのだけど。
試しに呼んでみる、ぐらいの実行力というか、
資金力が欲しいものだ。
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