一度は食べてみたかったけど

機内でのシートテレビプログラム、見逃した映画を発見すると、
物凄く得した気分になりますね。
まさか機内で「エル・ブリの秘密 世界一予約の取れないレストラン」が
放送されているとは予想していませんでした。
e0147206_748547.jpg
ということで、昔クーリエ・ジャポンでその記事を読んで気になっていた
スペインのレストラン「エル・ブリ」の1シーズンを追ったドキュメンタリーですね。
確か「エル・ブジ」だったと思うけど、発音表記が変わったのかな?

45席のシートに1シーズン20000人の予約希望が入る、
予約の取れないことで有名なレストランですが、
肝は料理長フェラン・アドリアによる液体窒素等を用いる調理法ですね。
業界で「分子ガストロノミー」と読ばれているらしい。
食事に来た人を驚かせる、新機軸というか変化球というか
前衛的な料理です、はい。
e0147206_231537.jpg
オフシーズンに店を閉めて、他の場所に移って
主要スタッフがメニュー開発にかかりきりになるわけですが、
その開発段階でのフェラン・アドリアの発言がいちいち面白い。
「今の段階では味は同でもいい」とか「まず驚きが必要だ」とか、
メニュー開発の姿勢が、私が食材とか食事で考えるところから
随分かけ離れているところが新鮮です。
e0147206_7502643.jpg
で、その製法に興味津々で見ていたのですが、
チーズを液体窒素で凍らせる、脂肪をオブラートに包んでシャブシャブ風で、とか
普通の発想から生まれない料理と調理法に驚きますが、
私が思うに、基本はフレンチに代表されるソースの文化なんでしょうね。
それを徹底的に推し進めたものなのだと思いますね。

見ていると、デキストリンを使ったり、キトサンを添加したりと、
画面上には出てこないですが、添加物を大量に使っていることは間違いないでしょう。
乳化剤とか増粘剤無しでは作れないようなメニューもたくさん。
やはり素材の味を活かして作る料理とは方向性が違うかな?とも思いましたね。
奇をてらいすぎている気も。
e0147206_2321147.jpg
とはいえ、最後にまとめて出てくるメニューは、とても魅力的でもある。
現在閉店してしまったそうだし、仮に開店していても予約は取れないのだろうけど、
一度は食べてみたかったと思いますね。
使用している食材を見ると、柿とか柚子なんかもよく使っていたし、
広東料理風なんてメニューもあったので、
かなり和食や中華も研究していたのだと思います。

なんで、フェラン・アドリア氏とエル・ブリのスタッフには、
是非とも「昆虫食入門」を読んで欲しかったな。
さすがに抵抗ある昆虫食といえど、エル・ブリの手にかかれば、
魅力的なメニューに生まれ変わったのでないでしょうか?
それだったら、私も抵抗なく食べることが出来そうな気がするのですが。
e0147206_749164.jpg
周辺環境も大変良さそうですし、ねえ。
[PR]
by zhimuqing | 2012-05-29 07:28 | Hot Barbeque | Comments(0)
<< 今天我已経看過全編的超能英雄了! 一勝一敗かな >>