単細胞な血は水より濃い?

ドラマー20人を選んだその日に観に行ったブラザGのお芝居が、
幕末の館山を舞台とした太鼓が絡んだお話だったので、ややびっくり。
水木英昭プロデュース「SAMURAI挽歌~房州幕末編~」
太鼓の話は確かに聞いていたような気がするのだが、
すっかり忘れていました。
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Gの役は、江戸に剣術修行に行った兄、大八の帰りを待つ、
太鼓を叩くのが好きな弟、小助。
筋書きの展開に大きく絡むし、見せ場もたくさん。
ええ、今回も大変おいしい役です。

敵役である里見家の末裔、鶴岡清太郎のポジションがやや微妙。
佐幕派として出世を狙うという理由付けがやや弱いし、
そもそも館山の郷士レベルの数人の勤皇派の首で出世できないだろう?と
後で考えたりもしたのだが、随所に小ネタというかギャグを挟んで
場内の笑いを誘いつつ、テンポ良く進む肩の凝らない娯楽作なので。
細かいことをゴチャゴチャ言うのは野暮なのでしょう。

肝心のブラザGは?といいますと、結構いい演技だったのでは?
セリフも比較的聞き取りやすかったし、殺陣も一番躍動感があったし、
エアー太鼓?を叩く様も上手だったと思うのだ。

こういう兄弟ものを、しかも兄を慕う弟の役を実の弟に演じられると、
私なんか猛烈に照れくさいのですが、意外に感情移入してしまい、
終盤の鶴岡清太郎との殺陣の場面(最後にピストルで打たれてしまう)では、
演劇だと分かっていつつも、おいおい、お前、うちの弟に何しとんねん?と
やや腹が立ってしまう40男も私、単純極まりないです。

さすがに横で一緒に見ている父には、息子のそういう単純な心の葛藤?を
気付かせるわけにはいかんばい、と何気ない風を整っていた私なのですが、
終演後、Gに一声かけておこうと、楽屋に父と二人で顔を出すと、
おい、さっきの清太郎、あいつをちょっと連れて来い、俺がシメル、と
父が関係者の方に向かって突然切り出したので、思わず噴出しそうに。
あのね、笑顔っていうのは、目も笑っている状態を指すのですよ、と
内心で思いつつ、ああ、なんという単細胞な父と子なのだと
変なところで感心してしまうのでありました。
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パンフレットには、先日送った私の写真が載っているのはいいが、
かなり誇張された表現で、こっぱずかしい。
ちなみに左側は若かりし頃の単細胞な父と出来た次男と単細胞な長男。
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by zhimuqing | 2012-04-25 19:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(0)
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