思い入れと愛情のない仕事

K子姐さんが出演していた昨日放送していた石巻日々新聞のドラマ、
割と予算が限られた状態で作られたような感じで、
合成された画面の処理等は雑ではあったのだけど、
淡々とした表現が逆に説得力を生んでいた。
こういうのは、大作にせずに仰々しくしない方が良いのだろう。
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驚いたのが、放送にかかわる編集。
CMの入れ方が極めてパンクというか、アヴァンギャルドというか、
暴力的で、物凄かった。
流れや余韻をぶった切るなんてもんじゃない。
演技の途中で脈絡なく突然CMがカットイン。

視聴者だけでなく、製作に携わった人の気持ちを全く考えない、新しい手法。
社内のルール通りにCMを入れたのだろうが、かえって逆効果だろう。
担当者の編集のセンス自体が大いに欠落しているのだろうけど、
センスが無くても、自分の仕事の対象に思い入れがあれば、
ああいうことにはならない。
ドラマで描かれた新聞社の人々の仕事への思い入れと対照的だ。
思い入れや愛情のない仕事は、他者から見ると凄い破壊力を持っているなと、
改めて実感させられました。
仕事はもちろん、何事においても、共通する話なのだろう。
私も気をつけることにしよう。


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愛情溢れる良い仕事といえば、ボブ・パワー様。
トニーズ、D、ATCQ、バドゥ、ンデゲオチェロ、ザ・ルーツ、コモン、
90年代以降の私の好きな音楽の半数以上でミックスやレコーディングに
携わっている、世界の最重要人物ですね。
ATCQの2枚目と3枚目、ディアンジェロのデビュー作での音質が
世界の音楽に与えた影響ははかりしれない。
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最近セリーナ・ジョンソンの名盤メジャー・デビュー作は
ボブ・パワーが全面的にプロデュースしていることを知って驚くと同時に、
激しく納得した私です。
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by zhimuqing | 2012-03-07 08:28 | Mickey's Monkey Job | Comments(0)
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