良質なコンビでまだまだ期待できそうだ!

ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」、
結構面白かったので、早速続編「ガニメデの優しい巨人」と
そのまた続編「巨人たちの星」を読みましたよ。
ここ最近忙しかったので、ほぼ通勤時間に読んでいたのだが、
周りの状況が気になくなるほど、集中させてくれるので、
首都圏での通勤には大変ありがたい本ですね。
e0147206_112173.jpg
スタートレックなんかもそうだけど、
優れたSFというのは、その中に社会や政治に対する優れた批評性を
内包しているものなのだな、と改めて痛感。
10代の頃に友人に薦められた日本の作家(誰とは言わない)のSFには
その辺の視点が大幅に欠けていたな、と。
とはいえ、当時こういうのに出会っていたら、
今の私に輪をかけてコダワリの多い(偏屈ともいう)オッサンに成長?してしまい、
ますます面倒くさいことになっていたかもしれないっすね。

さて、初夏ぐらいに出たディーヴァ(死語ですね)の新作を
遅ればせながら聴いていますよ。
iTunes のデータの入れ直し作業を進めるのと同時進行です。
この夏はこの辺の中堅どころの新作が多かったですからね。
レディシィ、ビヨンセ、ラサーン・パターソン(ん!?)とか。

で、個人的に一番思い入れが深いのは、やはりジル・スコットですかね。
今から思うと、奇跡としか思えないセカンド・アルバム、
そして映画ブロック・パーティーでの雄姿。
現役バリバリの女性アーティストの中では、個人的に5本の指に入りますしね。
e0147206_042304.jpg
とはいえ、私の大好きなレーベルである古巣ヒドゥン・ビーチから離脱したり、
映画女優化していたり、前作である3rdがもう一つであったりと、
正直少し厳しいかもと心配していたのですけどね。
e0147206_0424489.jpg
で、結論から言うと、この4枚目はなかなかの快作。
前作よりも肩の力が抜けて、ジル・スコットの一番の強みである声、
柔らかくて、力強い声を中心に沿えるような楽曲と曲調が多く、
私なんかは一安心ですね。
さすがにマジカルな輝きに満ちていた2ndに匹敵するような曲は少ないけど、
一度耳にしたら買わずにいられないAnthony Hamiltonとのデュオは
今年屈指の脳内BGMな曲だろうし、ダグ・E・フレッシュが起用された4曲目なんか
そのチョイスとともに、ラグタイム風な曲調自体が完全に私のツボを突いてくる。
e0147206_043438.jpg
もう少し聴きこまないと、断言はできないですが、
始まりのフレーズを我が家のムスメが真似する5曲目の巧みな流れとか
一聴控えめながら実はアグレッシヴな9曲目はカッコいいし、
そして滑らかに滑空する10曲目以降は、ジル・スコットでしか作れない世界で
私なんかは夢見心地です。
これやこれ、これやがな、ってなもんだ。

多くの曲で共作している、"J.R."Hutsonの仕事ぶりが際立ちますが、
この人、クレジットを見ると本名はLee Hutson JRというらしく、
ハトソンといえば、誰もが頭に浮かぶ偉人が一人いるということで、
このリーさんはリロイ・ハトソンの息子さん。
うーん、これは良いコンビですね。
これはまだまだ期待できそうだ。
この路線をさらに進化(深化)させて言ってほしいです、はい。
e0147206_0431778.jpg
素の自分をドーンと出せる(ように見える)のが凄いと思うが、
離婚理由が「旦那が私の手料理に全く手を付けないから」というのも凄い。
どこまで殺人的な料理なのか、非常に興味をそそるところではあります。
体型から考えて(失礼)、大変高カロリーであることは推察されるのですが。
e0147206_0503914.jpg
今回の新作、一番良いのは中ジャケの写真か?
これではバビロン5のセントーリ大使のロンド・モラーリではないか!
e0147206_0552155.jpg
ああ、バビロン5のシーズン4と5の発売はいつになるのか?
[PR]
by zhimuqing | 2011-09-19 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)
<< 194番目に 7,8年ぶりの邂逅 >>