ヤワなオッサンのために

中国に出張すること自体は慣れているので問題ないのだけど、
ネットが繋がりにくいのが大変困るところでありますね。
ミクシィは繋がるけど、ツイッターは駄目(やってないけど)、
ブログ関係も基本的に駄目。
なので、このブログも投稿自体は出来るのだけど、
仕上がり?を見ることが出来ないという状態です、はい。
ちなみに、Googleなんかの検索関係もシャットされることが多く、
普段の日本での生活は便利だなと思うことしばし。
おかげで先日プリマクさんに大変お世話していただく原因となった
ネットでの研究は進めようもなく、パソコン的には安全なのですけど。

それにしても、子供が出来ると人間ヤワになるもので、
出張して1週間も経たないのに、子供たちに会いたくてたまらないわけです。
今日も仕事で写真を撮っていると、カメラのメモリが少なくなったので
昔の写真を消そうと思っていると、なぜかムスメがこっそり撮っていた
謎の写真がたんまり出てきて、驚いたわけですが、
こういうのを見ると、もう里心?がついてしまって仕方がない。
とはいえ、明日帰国するのですけどね。
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ブレブレなのも愛しいのだ!
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しかしなぜ故オフロスキー?

そんなわけで、仕方なく?ホテルに戻ってから仕事をすることになるのですが、
iPodと携帯スピーカーで音楽をずっと聴いていますね。
今回は前半戦ではウェイラーズが中心だったのですが、
中盤からはディアンジェロ、それも評判の悪いJames River Album Prelude。
オフィシャル・ストリート・アルバム(なんのこっちゃい?)という触れ込みの例のブツ。
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訳の分からんリミックス?(というかブツギリ)がたくさん入った15曲46分、
多くのD教信者が騙された!と騒いでいましたが、
実は私はこのアルバムが結構好きで、よく聴いているのですね。
たしかに途中の昔の曲のブツギリの連打には????となるし、
一応未発表曲は2曲のみ、という状態ですけど、やはり便利さは捨てがたい。

普通アルバムに1曲かっちょいい曲が入っていれば『合格』になるのですが、
このアルバムには既発曲を含むとはいえ、5曲凄いのが入っていますからね。
ロイ・ハーグローブとのBullshitでのナスティに潜行するグルーヴ、
クエストラブが以前リークしたReally Loveでのめくるめく快感は文句なしだし、
マーク・ロンソンとのGlass Mountain Trust は昨今のエレクトロなR&Bよりも
2000億光年ほど銀河にワープしていて、シーローの最新作に足りなかった何かが
ここにあると感じさせるほど。
とはいえ、このアルバムの価値を決定付けているのは、
Q-tipとの黄金コンビによるGhetto Music、
そして昨年流出して大きく話題になった1’000 Deathでしょう。

サディーク風にずらしてくるベースとハンドクラップ、
80年代後半のプリンスの影を強烈に感じさせるDのコーラスワーク、
そこにのっかるQとDの声が猛烈に真っ黒なGhetto Musicは
弱点があるとしたら収録時間が4分少々と短いところぐらい。
10倍の尺ぐらいないと、貪欲な私の欲求は満たせません。

一方、Youtubeなんかに流出して、D様自らが削除依頼を出していた、
1’000 Death は一聴ラフなデモ録音のように聞こえますが、
聴けば聴くほど味わい深くなる完璧な1曲。
6分51秒にこめられた殺気が凄い。
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ドープなドラム(ディラの手が入っていると信じたい)に合わせる
ベースは間違いなくDによるものでしょう。
このベースの間の取りかたは、あのフワフワ漂いながら猛烈にリズムを引っ張る歌と
絶妙にマッチングしていて、まさに天才の技。
そこに重なるギターのかっこよさはあえて比べるとしたら、
『暴動』時代のスライぐらいしか思いつかない。
後半に爆発するソロもかっこいいが、前半部分での感情の赴くままに
奔放にしなるフレージングがたとえようもなくファンキーでブルージー。
で、そこにあの歌が重なるわけで、もう完璧としかいいようがないではないか。
しかも爆発後に淡々と刻んでいくところが、これまた堪らないではないですか。

アルバム製作の噂はまたパタッと途絶えていますけど、それでもいいんです。
せめて1年に1曲、このぐらいの曲をこっそり出してくれれば。
ヤワになった私を立ち直らせる為にも、教祖さん、お願いしますよ。
今年はもう良いから、来年もお願いしますね。
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by zhimuqing | 2011-08-26 23:28 | Funkentelechy | Comments(0)
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