一音入魂に脱帽

先日感銘を受けたカセット・コンロス、
ゲストが伊達弦ということで、これは見とかないかんということで、
再びCLUB440の「ミュージックグリル」へ。

ゆるい歌心とコッテリとしたリズムが同居する得がたいバンド。
カリプソ、ブルーズ、キューバからアフリカ大陸に渡って、
ルンバ・ロックやズールージャイブにいたるまで、
好きな音楽を気ままに吸収して、ここまで来ましたって佇まいがかっこいい。

個人的には、このバンドの一番の売り、醍醐味は演奏中にギアが変わって、
一気に空気が濃密になる瞬間だと思っているのだが、
今回はゲストで伊達弦が参加しているので、より一層強烈な印象。
強靭な下半身は土俵際での逆転を狙う三杉里のようだ。
ライブでは、やはり新作からの曲が特に良かったように思います。
e0147206_22412151.jpg
今年のベスト10に入れてもいいと思い始めたコンロス新作。
同時発売されていた旧作2枚組と比べると、その成長ぶりが凄い。
おそらく、今のメンバーが良いのだと思う。
e0147206_2243169.jpg
とはいえ、こちらも出来は良い。
こちらの方がゆるくて良いと思う人がいるのも理解できる。

ギアの切り替わりには、しぶといドラムの貢献が大きいようだ。
見ていないようで、ギターを良く見ていて即座に反応している。
相変わらずおっつけが厳しいベースは本当に凄腕で、
見ていて凹みそうになるのは以前と同じ。
(ただし今回は音が少し小さかったかな。)
華やかでトリッキーなフレーズで魅せるパーカッションは
なんと沼澤尚との二人でツアーをしているらしく、
そのツアーを見逃してしまったことが非常に残念だ。

でもバンドの中心はひっかかりのあるギター。
決して流暢ではないけど、バンド全体の肝であることが良く分かるし、
アフリカ風味の多くも実はあのギターに負っているのでは。
トレスの演奏を見ているとカッコいいのだが、あれを見ると
弾けないのにあれが欲しくなってしまってしかたがない。

今回のゲストの伊達弦、写真で拝見していた いかついご尊顔から
なんだか恐ろしそうな野獣のような人ではと想像していたが、
終始笑顔で太鼓を叩く姿からは非常にハッピーなヴァイブが溢れていて
これまた非常に強い印象を受けましたね。
e0147206_2241482.jpg
クラーベを叩く際の一音に対する集中力も凄いと思ったけど、
コンガ一つと両手だけでどれだけのことが表現できるか、
一音入魂というのはどういうことなのか、見事に体現していて
やはり本物は凄いものだと、完全に脱帽。

ということで、コンロス、西日本にツアーに行くらしく、
岡山でもライブをやるようなので、さっそくロンマクさんに連絡。
どんなレポが送られてくるのか、今から楽しみです、はい。
私も次回8月の下北沢、またまた見に行こうと思います。
[PR]
by zhimuqing | 2011-06-08 22:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(2)
Commented by ide at 2011-06-10 23:31 x
8月も是非見にいかなければですね。
東京にきてから、みたいライブがとっても増えました。
Commented by zhimuqing at 2011-06-12 22:38
>> イデケンさま

おう、行こう行こう!
次回のゲストは誰なのかな?
<< こいつは底なし沼なのかい? やはりベスト! >>