地球到着97周年なのに!

震災で1ヶ月延期になっていた「伝説のイラストレーター 河村要助の真実」、
仕事帰りに銀座(というか新橋だな)まで見に行ったのだけど、
中止との張り紙が。
e0147206_2315284.jpg
中止の理由はネットで調べてみても、よく分からないけど、
結構楽しみにしていたので、全く残念なことです、はい。
23日からセルバンテス文化センター東京で開かれる予定の
『サルサ天国~河村要助の世界~』は大丈夫なのかな?うーん。

さて、昨年あたりから急速にしっくり耳に馴染むようになったサン・ラー、
名盤の誉れ高い『Nuclear War』(もちろんCD) をレコファンで見つけ、
即座に入手しましたよ。
スリーマイル事故を受けた、サン・ラーからの人類へのメッセージ。
まさにご時世ドンピシャリな1枚ですね、残念ながら。
ちなみに原盤LPはかなりレアなブツらしい。
e0147206_23155315.jpg
ファンキーなドラムに合わせて、サン・ラーがエレピを弾きつつ、
アジテーションするタイトル・ナムバーは、
サン・ラーの中では分かりやすく、かつカッコイイ。
そのルーズなエレピ、もやもやしたコール&レスポンス、
もうこれは完全にヒップ・ホップであり、完全なファンクでもあるし、
パンクでもありますね。(パンクは聴かないけど)
リリックを今の福島を踏まえたものに置き換えて、
内幸町周辺をうろつきながら、大声で歌うのも良いかもしれない。
「ずっとうそだった」とメドレーにしても、いいかも。

サン・ラーはこのアルバムを元々CBSから発売させるつもりだったらしく、
そのせいか、全曲非常にまろやかで聴きやすくまとまっている。
サン・ラー入門用としては、おそらくこのアルバムがベストかな?
ヒップ・ホップな曲はタイトル・ナムバーしかないけど、
エリントン曲『ドロップ・ミー・オフ・イン・ハーレム』はエレガントだし、
サン・ラーがオルガンを弾く曲もソウル・ジャズ風で滑らかでロマンティック。
12inchでカップリングされていた『Sometimes I'm happy』も
ジューン・タイソンの柔らかくも芯のある歌が聴かせる。
ラストは、これまたタイソンの歌が印象深い『Smile』で締めくくる。
マイケルもカバーしていたチャップリンのあの曲、というよりも、
今だったらモネイちゃんのあの曲ですね。

サン・ラーの中では、おそらくダントツで聴きやすいアルバム。
メジャーから出す(=メッセージを出来るだけ広範に伝える)為に、
ポップにまとめてみたという側面もあるとは思うけど、
それよりむしろ大きなメッセージを伝えるにあたって、
サン・ラーが本来持つロマンティシズムが前面に現れたものだと
私は思いますね。
それにしても、ミンガスとかカークとかもそうだけど、
わりと凶暴なイメージのジャズマンが
こういった折にほろりと見せる『漢の浪漫』、私のツボであります。

ということで、人生をかけて探求すべきサン・ラーの旅、
まだまだ先は長くて、それは人類に残された最後のフロンティア、
人類最後の試みとして79年の調査飛行に飛び立った驚異に満ちた物語ですね。
97年前の今日はサン・ラー師が地球に到着した記念日です、はい。
e0147206_23183425.jpg
3年後の今日には、バルカン人がついに姿を現すのではないだろうか?

ということで、残念ながらラー師の心配するとおりになってしまった日本ですが、
政府首脳陣はなかなか重装備ですねぇ。
枝野の防護服には結構驚かされましたね。
e0147206_23311817.jpg

と思ったら、もっと上手がいましたね!
やはり最高首脳は一味違う!
風評被害(という言葉もおかしいと思うが)防止を決意しているというか、
むしろ拡大しに行っているご様子。
あんたは年齢的にもう大丈夫だろ?
e0147206_23213498.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2011-04-22 00:00 | Funkentelechy | Comments(0)
<< かっとんでいる、なんとも豪華 こいつは気持ち良い >>