偽ブラジル人と人工キューバ人

ということで、群馬県に出張してたんですが、
駅前を軽く彷徨くと、到るところにポルトガル語標記が!
おお、これは噂に違わぬリトルブラジル状態ばいと、
かなり盛り上がってしまった私。
あからさまにブラジルブラジルしたお店に入って、
インカコーラを買ってオブリガードてなもんですけど、
10年ぶりに飲んだインカコーラ、やっぱり不味い。
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群馬に住むようなことがあったら、リトルブラジルに溶け込んで
パコージやろうと思っていたんですけど、
偽ブラジル人になるのはなかなか難しそうです。
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お店の前においてあるフリーペーパーとかチラシ関係。

そんな訳で偽ブラジル人ではないのだけど、
ずっと以前から気になっていた偽というか人工キューバ物、
ようやく入手しましたよ、マーク・リーボウと人工キューバ人達。
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実はマーク・リーボウ、私は聞くのは初めてなんですけど、
ちょっと聞いただけで、センス抜群なのが一発で分かりますね。
ちなみに、日本語表記はリボーなのかリーボウなのか良く分からないけど、
格好いい?方のリーボウを私は採用。

一筆書きのようなギターは侘び寂びが効きつつも、
なんだかヌタヌタ?した、くたびれた雰囲気も漂わせている。
シンプルなバンドの演奏は、これ以上音を増やすと世界が崩れてしまう
ギリギリの線をキープしている。
どの曲も聞けば聞くほど味わい深くなるスルメ盤です。

このアルバムはアルセニオ・ロドリゲスに捧げているのだけど、
1曲はリーボウのオリジナル、残りの9曲のうち、2曲は良く分からないけど、
残りの7曲はアルセニオ自身の曲ですね。
選曲はかなりマニアックで、割と初期の48年のものから後期63年のものまで、
満遍なく選んでいて、リーボウのマニアックぶりに驚かされます。
ちなみに我が家には4曲あっただけ。

サポートで3曲参加しているメデスキもいつもより地味ながら
やはり良い仕事ぶりというか好サポートを見せますが、
ベースのブラッド・ジョーンズとパーカッションとドラムのロドリゲス兄弟?の
ボトムをしぶとく支える演奏は、ついつい真似してみたくなりますね。
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ちなみにこちらはネットで見つけたこのバンドのライブの告知チラシ。
うーん、どっかで見たようなキャラクターなんだけど、
リズム隊の二人は全く誰だか分からない。


リーボウのギターは流石にカッコ良い。
フレーズやリズムもカッコいいが、それ以前に音がカッコいい。
アルセニオのトレスをそのままなぞったようなアコースティックな音も
これぞグレッチ!な音もカッコいいが、
なんといっても、リーボウのオリジナル曲である『Postizo』の音!
コノノ№1が親指ピアノを電気化して到達した音に
逆サイドから接近していっているという素晴らしさ。
しかも10年以上前の作品、ということで、
ただもう脱帽といった感じです。

このオリジナル曲は演奏自体もカッコよく、
ギラギラしたギターを支えるリズム隊は
キューバから先祖返りして西アフリカに到着してしまっている。
特にドラムは良い感じ。
メデスキのチープなシャーーという感じのオルガンもすこぶる良い。

ということで、リーボウにやられてしまった私。
もちろんこれはリーボウの一面にすぎないのだろうけど、
他のリーボウはどうなんでしょう?
もう一枚ある、この人工キューバ人シリーズは文句なしだとして、
手を出しても大丈夫なのか、なかなか悩ましいところですね。
ジャニスに行くしかないのかな?
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by zhimuqing | 2011-02-25 23:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(2)
Commented by ごっぱち at 2011-02-27 13:04 x
リボー(私はこっち)は、食パンマンだったのか?

よれよれの音に時代が追いついてきた!
Commented by zhimuqing at 2011-02-27 21:43
>> ごっぱちの兄さん

兄さん、いらっしゃいませ。

そうですか、兄さんはリボー派ですか!?
リーボウのほうが、響きがカッコ良い気がしますけど。

このアルバムでの音はそんなにヨレヨレとは感じないですけど、
やっぱりヨレヨレなんでしょうか?
私の耳がリーボウにようやく追い付いてきたのは
間違いありませんね。
この辺、最近興味が湧いてきてますので、
お勧めあったら教えてくださいまし。
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