BMRの姉妹誌というか、兄弟誌であるブルース&ソウル・レコーズ、
元々のBMRの色合いはこちらのほうに強く残っていますね。
最新号は「ブルース・ギター大名鑑」発売を記念したブルース・ギター特集。
吾妻さんが大放談している鼎談やコスプレも楽しいこの特集、
メインの記事である「ブルース・ギター検定」は大変な難問揃いで、
あてずっぽうに答えて正解になったのが50問中22問、
本当に正解が分かっていたのが10問足らずという結果。
この検定には到底合格できそうにありませんね。
ちなみに購入した理由はこの特集ではなくて、第2特集のほう。
なんとタイロン・デイヴィスの全アルバム紹介!
何故今、タイロンなのか?編集者の意図はよく分からないけど、
個人的には以前のデルズの特集以来の快挙だと思いますね。
最近ご無沙汰だったタイロン、久しぶりに私の中で燃え上がるのか?
さて、強力な箱物のリリース・ラッシュが続く昨今ですけど、
アリサ・フランクリンのコロンビア時代のコンプリート・ボックスが
発売されるということで、これまたなかなか悩ましいところです。
オリジナル・アルバム7枚に未発表セッション・アルバムが4枚、
加えて、1964年のピアノの弾き語りのパフォーマンスを収めたDVD。
値段は1箱14000円強、ということは1枚1170円か、うーん。
アリサ・フランクリン、好きだ好きだと騒いでいる私なのだけど、
実はアトランティック時代以降しか持っていないんで、
コロンビア時代聴いたことが無いです。
聴いとかなきゃいかんと思っているんですけどね。
ジャズっぽいバックでアリサの良さが引き出されなかったというのが、
巷の定説なんだけど、そこは女王アリサなんだし、
結構良い、というか通常のアーティストのレベルは
軽く超えているのではないかと思ってしまうんですよね。
このボックスで特に気になるのが、やっぱり64年のライブでしょう。
「Aretha '64! Live on The Steve Allen Show」。
下手にバンドがついていない本人のピアノ弾き語りというのは
やっぱりポイント高いですよ。
うーん、やっぱり欲しくなるのだけど、小遣いがどう考えても足りない。
こういうラッシュ攻撃は懐具合を考えて欲しいものだ。
ウーン、今日からまた小遣い節約の日々だな。
ちなみに「ブルース・ギター大名鑑」、結構魅力的な本なんだけど、
いかんせん値段が高すぎる。
これは残念ながらパスすることにしよう。
しかし2日続けてブルース・インターアクションズ・ネタ。
回し者のようですが、そんなことはありません。