素晴らしい歌に感謝する

名歌手の溢れる街、デトロイトにおいて、
その喉の素晴らしさで頭一つ抜けていたシンガーズ・シンガー、
スティーブ・マンチャが亡くなった。
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本国で無名すぎて、良い写真が見つからないのが悔しすぎる。

ラフィンやマーヴィン程のポピュラリティは持ち合わせていなかったけど、
60年代中盤~70年代初頭にグルーズヴィルやホットワックスに
残したレコードを聞けば、その実力のほどが分かろうと言うものだ。
歴代シンガー100選にだって、当然選ばれてしかるべき実力であることは
ここであえて私が触れるまでもない。
過小評価されている歌手50選なんかやったら、確実にトップ10間違いないでしょう。

HDHがモータウンを離脱して設立したホットワックス/インヴィクタスには、
実力は十分あるのに、おそらくポピュラリティーが無かったのか
モータウンと契約できなかったグレイトなシンガーがごろごろいるのだが、
なかでもこのスティーブ・マンチャとメルヴィン・デイヴィス、
そしてKC&ジョジョの伯父がいたバリノ・ブラザーズが特に凄まじい訳ですけど、
これも、あえて私が触れるまでもないですね。
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個人的には、マンチャのベストは100 Proof Aged in Soul 名義での
2枚目のアルバムに入っている「Since you been gone」がベストかな?
声の良さ、力の抜き差し、節回しの感情への引っかかり具合、
どの角度から見ても感動的なまでに完璧だ。
1枚目のタイトル・ナムバーでの軽快はフットワークも捨てがたいけど。
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それにしても、60年代頭に実在したというバンド、
メルヴィン・デイヴィス・ジェイウォーカーズには、
メルヴィンとマンチャ、デイヴィッド&ジミー・ラフィンが在籍していたという
信じられない嘘のような本当のバンドなんだけど、
録音がどこかに残されていないのかな?

天国でデイヴィッドと楽しく歌ってくださいな。
RIP!
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by zhimuqing | 2011-01-15 03:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)
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