将来ムスメに連れてこられたら困るなぁ

お年玉が貰えるどころか渡さなければならない歳になって
もう随分と経つ訳ですけど、習慣とは恐ろしいもので、
正月には何か買いに行かないといけない気持ちになる訳です。
とはいえ、クリスマスにも、その後の誕生日にも、年末にも、
なんだかんだ理由をつけて、漁りに行っている訳ですけどね。

で、2011年一発目の収穫は3枚程あった訳ですが、
1枚目はやはり基本を押さえる必要があるということで、
ティト・プエンテとマンボ・キングの座を争ったという男、
ティト・ロドリゲスを聞いてみることに。
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踏破計画がいまだ遅々として進まないプエンテ山脈ですが、
全盛期のプエンテと覇を競ったという男と聞いては
やはり聴いてみないといけないでしょう。
同じくクルベーロ楽団出身なのに、クラブの看板に掲げられる名前の順番で争い、
口もきかないほどのライバル関係だったらしいですね。
若き日のパルミエーリ兄弟もボビー・バレンティンも
この人のバンドというか楽団の出身者らしいと聞くと、
触手を伸ばさずにはいられないではないか?
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「その容姿と甘いボーカルで抜きん出た人気を誇った」そうですが、
うーむ、そのお姿をこうやって拝見すると、
どちらかと言うと、香港の杜琪峰監督が敵役のマフィアの親分なんかで
好んで使いそうなルックスのような気が・・・。
新年早々、ラテン界の奥深さを再認識させられますね。

で、名盤の誉れ高い56年録音のこのアルバム『Three Loves Have I』、
カチッと出来ているというか、隙のないゴージャスな音作りが楽しめる。
ロドリゲスの歌はもちろん、パーカッション勢の素晴らしさは特筆もの。
悪そうなムードがあるところはこの時期のラテンならでは。
基本的には、ロドリゲスの歌を活かす為の演奏なので、
イメージ的には、ソウル・シンガーとそのバック・バンドという感じがあり、
後のサルサの原型になったというのも頷けます。
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でも、この辺はあくまでも個人的な感想なのだけど、
バンドがあってのシンガーという感触があるプエンテ楽団の方が
私には格好良く聞こえるかな?
プエンテ自身が歌を歌わない人だし、卓越した演奏者であったこともあるのか、
集団でわさわさ演っている感じがあって、よりファンクというか、
JBとかPファンクに近いような感じを受けるんですよね。
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とはいえ、ルーディーで悪そうな雰囲気はタップリ。
一見優雅なんだけど、裏に回ると何をしているか得体が知れない感じ、
やはり今年はこういう感じを追及していかなきゃいかん、と思うわけですが、
とはいえ、将来ムスメがそんな男を連れてきたら大変困るなぁ、等と
思ったりする私なのであります。

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ジャケットは数バージョンあるらしいのですが、
こちらの方がはっきり言って良かったかな。
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by zhimuqing | 2011-01-05 20:28 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)
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