それでは良いお年を!

さて、今年もあと数分となりましたが、
そんなわけで、2010年を振り返ろうという
まあ毎年恒例の目論見ですね。

まずは音楽(CD、新譜)なんですけど、極私的ベスト10は
こんな感じですね!
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①Janelle Monáe『The Archandroid』
②Erykah Badu『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh』
③Big Boi 『Sir Lucious Left Foot... the Son of Chico Dusty』
④Baloji 『Kinshasa Succursale』
⑤UA 『Kaba』
⑥Quantic presenta Flowering Inferno 『Dog With a Rope』
⑦Jaspects 『Polkadotted Stripe』
⑧Maxwell 『Blacksummers'Night』
⑨Faith Evans 『Something About Faith』
⑩Charlie Wilson 『Just Charlie』

意外にすんなり決められなかった10枚、
上位にはファンクネス滴る良い作品が揃ったんだけど、
どうなんでしょうか?
1位~6位までは多少の順位の変動はあるかもしれないが、文句なしの6枚。
7位以下は結構悩んだ末に、09年度作を2枚入れるという
反則技を決行させていただきました。
次点はキース・スウェット、R.ケリー、エリック・ベネイあたり。

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①Janelle Monáe『The Archandroid』
なにはともあれ、今年はこの人に尽きる訳ですよ。
ワーナー・ミュージック・ジャパンは日本盤を出していないことを
恥じるべきだと思うし、今からでも発売するべきですね。
それはさておき、モネエ(モネイ)ちゃん、伸び代はまだまだ十分あるし、
今後の成長が心から楽しみですね。
JB、マイケル亡き後のソウル、ファンクの希望の星とでも言いましょうか?
幼いころのルーク・スカイウォーカーの存在の様なもんだ。
ここに、もっとふてぶてしさやタフさが加わってくれると良いのだが。
10年後には、このアルバムがあくまでも通過点に過ぎなかったと
思わせてくれることを本当に期待しますよ。
あと、映像を集めたDVDの発売を我が家のムスメともども熱望いたします。

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②Erykah Badu『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh』
こちらが勝手に増幅した期待を上回るアルバムを出してくれた喜び、
そして、更に際限なく増幅していったこちらの期待を軽く凌駕した
4月の横浜での壮絶なライブのことを考えると、
1位をエリカ・バドゥにしようか、散々悩んだ私です。
ファンカティアーとして必要なモノをすべて兼ね備えたバドゥ様、
完全に死角なし、向こう20年は完全に敵なし。
今年一緒にツアーしてたモネエとの共闘も懇願したいですね。

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③Big Boi 『Sir Lucious Left Foot... the Son of Chico Dusty』
耳がくらくらするほどの素晴らしいビッグボイの反射神経に
心底驚かされましたよ、私は。
こんなに凄かったのか?と認識を改めると同時に、
昔の諸名作を引っ張り出して聞いたところ、
デビューから今に至るまで、ずっと成長し続けてきていることが分かって
さらに驚かされました。
アウトキャスト名義の新作及びダンジョン・ファミリー名義での新作にも
期待が募るばかりでございます。

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④Baloji 『Kinshasa Succursale』
アフリカの音楽をそんなに熱心に聞いている訳ではないのだが、
トータルな構成力や演出力に関しては、ずば抜けた人ですね。
各曲におけるキラキラした演奏に耳が釘付けになりましたよ。
ルックスも非常に魅力的ですが、その魅力を自身のラップにも
発揮できるようになれば、現代アフリカ系音楽最強になれるのですが。
とはいえ、アルバム全曲すべて魅力的です。
次作はいったいどうなる?

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⑤UA 『Kaba』
ライブも2回見れたし、アルバムも2枚出してくれたしで、
今年の前半はUAに結構どっぷりと浸かることが出来て満足です。
猛獣のようなミュージシャンを自在に操る技自体が素晴らしい。
UAとの演奏の素晴らしさに感動し、バックで活躍しているミュージシャンを
それぞれ別個に見に行ったのですけど、
UAと一緒に演奏している時が一番格好良いということが分かりました。
そういう意味では、立ち位置は随分違うけど、
往年のジョージ・クリントンの域に達しているのかも。
来年は何回ライブが見れるかな?

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⑥Quantic presenta Flowering Inferno 『Dog With a Rope』
実は昨年のQuantic & His Combo 名義の『Tradition in Transition』、
今年に入って聴いて、あまりの素晴らしさに感動した私は
コロンビア~パナマの音楽を熱心に聴いていました。
おそらく来年以降も聴き続けることでしょう。
個人的に影響を受けたという意味では、
もしかしたら合わせ技で1位にしてもおかしくないですね。
激しくライブが見たい。激しくコロンビアにも行きたい。うーむ。

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⑦Jaspects 『Polkadotted Stripe』
summerbreezelさんのブログ『続・年間を通してベスト・アルバム選び』は
非常に充実していて、ただで拝見するのが恐縮してしまうのだが、
モネエ関係で非常に充実した記事を連発していて、非常に嬉しい限り。
そこで紹介されていたモネエ周辺のアーティスト集団Jaspects、
激しくレコメンドされていて、すぐに購入しようとしたのですが、
ダウンロードでは対応できるのだけど、銀皿がなかなか入手できなくて、
実は一昨日ようやく我が家に到着。
これが素晴らしいのだけど、まだ10回ぐらいしか聴けていないし、
09年作なんで、暫定的にこのポジションに置いておきます。
音楽的IQの高さとポップさが非常に高いレベルで拮抗した名作で
あることは間違いないですね。

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⑧Maxwell 『Blacksummers'Night』
マックスウェルのこのアルバムも昨年に発売されたものなんだけど、
今月に入って聴き直して、あまりの良さに驚いた一枚。
ここ2カ月ばかり、集中的にリリースされるR&Bを聞いていたおかげで
このアルバムの素晴らしさがより一層認識できたのかな?
ここまで有機的なバンドの音を操れる人が一体どれくらいいるのかな?

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⑨Faith Evans 『Something About Faith』
フェイスに関しては、このアルバムの出来自体も良かったですけど、
エリック・ベネイやエル・デバージとの競演も印象に残ります。
この調子で来年以降も頑張ってほしいものです。

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⑩Charlie Wilson 『Just Charlie』
10位は正直、Rケリーでもキース・スウェットでも良かったのですが、
チャーリー・ウィルソンのこの新作はもしかしたら
これまでのウィルソンのアルバムの中で最高傑作というか、
個人的には一番気に入った作品なので、ここに選出。
良い曲、良いバック、良い歌。
不必要に長くないのも良い。

ライブに関しては、
エリカ・バドゥ@横浜ベイホールが今年一番だけど、
UA@リキッドルームや渋さ知らズ@新宿ピットイン、
スタッフ・ベンダ・ビリリ@日比谷野外音楽堂、
そして吾妻光良@荻窪ルースターあたりが今年のベスト5ですかね。
タイプは違うが、満足度の大きさは変わらない素晴らしいライブ。
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総合的な音楽の今年度MVPはやはりこの人かな?

舞台のベストは、何と言っても『ナニワ・バタフライNV』が一番だが、
『ミュージック・マン』や『今の私をカバンにつめて』も
かなり良かったと思う。
スーザホン吹いたり、オートチューンを導入したあの人の頑張りも印象的、
来年度の活躍も期待しています。

良く拝見させて頂いたブログは以下のお三方。
リンクを貼りたいけど、貼り方が分からないので、ここで紹介。

続・年間を通じてベスト・アルバム選び
299-Mania!
Stronger than paradise

どのブログも私なんか及びもつかない、実に素晴らしいブログで、
こんなのをただで読ませていただけるのは、大変ありがたいことです。


とまあ、そんな感じで、こうやって列挙して見ると、
意外に充実していて驚きますが、
来年はもっともっと楽しく過ごしたいものです。

そんなわけで、皆さんも良いお年を!
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by zhimuqing | 2010-12-31 23:59 | Funkentelechy | Comments(2)
Commented by summerbreeze1 at 2011-01-02 00:47 x
あけましておめでとうございます。
ブログへの言及ありがとうございました! 嬉しいです。
モネイの映像集、グラフィック・ノベル版とともに進行中みたいですね。
それにしても、お子さんもお好きってのはいい話!

ビッグ・ボーイ、自分のベストに入れるのを忘れちゃいましたが、さすがの出来でしたね。ジャスペクツも聞いていただけたようで。最近のアトランタ界隈は何だか面白いことになっているみたいです。

ということで、今年もどうぞよろしくお願いします。

Commented by zhimuqing at 2011-01-02 16:55
>> summerbreeze1さま

おお、わざわざお越しいただき、ありがとうございます。
わざわざお越しいただかなくても、
呼ばれたらすぐに参りますのに(笑)!

そうですか、モネイちゃんの映像集、進行中なのですか?
これは11年度の年間1位になる予感がしてきますねぇ。

我が家の娘(もうすぐ4歳)の心をも鷲摑みにするモネイですが、
まだ映像ありきなので、車でモネイを聞いていても、
タイトロープかメニームーンズしか聞かせてくれないのが難点です。

ジャスペクツに関しては、HMV以外では入手不可能になっているようで、
年末すれすれに入手する事ができたのですが、
これは本当に名盤確定なのですけど、
情報量が多くて、もう少し聞き込まないといけない感じです。
残りの2枚も銀皿で入手したいのですけど、
なかなか難しそうで、困ったモンです。

ということで、今年もものすごく期待していますので、
よろしく御願いします。

追伸:
summerbreeze「l」さんと思っていましたが、
summerbreeze「1」さんだったんですね。
これは失礼しました!
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