ルーディーになりたいけど、                    道が果てしなく遠い39年目

ブラザGからありがたいメッセージを受け取ったり、
ロンマク氏からカウントダウンを予告する電話を受けたりする本日、
さて肝心の本人は?と言いますと、10年前と比べて考えても、
外面的な変化(膨張とは言わないで)は別としても、
内面的(精神的?)に大して進化出来ていないのが残念なところですね。
とはいえ、では子供のころに比べてどうか?というと、
これまた大した変わっていない訳で、三つ子の魂なんとか、に倣って
二人の子供に負けじと、今後も幼児力を伸ばしていこう、等と
まあ、そんなことを考える30代最後の誕生日なのであります。

ところで、クリスマス以降風邪をひいたのか、関節が痛くなったり、
胃がむかむかしていた私ですが、冬眠するクマのように
一に睡眠、二に睡眠を実行したところ、本日未明には無事復活。
39歳として初めに行うべき儀式は何かと思案したところ、
やはり今年度のテーマは「ルード」にするべきだと閃いたので、
深夜3時頃からDVD「ロッカーズ」を観ることにしたのであります。
ロッカーズと言っても、もちろんメイタイ・ビートの方ではないですよ。
ジャメイカの名作映画の方。
e0147206_23145595.jpg
DVDというか、この映画を観るのはもうずいぶん久しぶりですね。
初めて観たのはレゲエにハマり始めた頃だったはずで、
たしか大枚をはたいてレーザーディスク(懐かしい!)を買ったのだけど、
プレイヤーが実家にしか無くて、結局ほとんど見れず仕舞いで、
今一体どこにあるのか良く分からないですね。
おそらくマシーノ氏の家に眠っているようなそんな気がするのだが。
DVDを買ったのも多分10年近く前だったと思うのだけど、
購入時に観て以来、完全に放置プレイ状態。

で、久しぶりにじっくり見た訳ですが、
やはり底知れない名作ですね。
昔の私が分かっているつもりで掴みきれなかった良さを改めて発見したのか、
それとも当時の感触を忘れてしまっただけなのか、
自分でも良く分からないのが情けないところですけど、
大台を目前とした今、そのような些細なことはどうでも良いのであります。

e0147206_23151796.jpg
登場人物は当時のジャメイカ有名ミュージシャン揃いですけど、
そのヒップでルードなカッコよさは今見た方がより強烈。
それぞれの歩き方自体が猛烈にカッコいい。
悶絶級のファッション関係のカッコよさは私があえて触れるまでもない。

それにしても、観た人の評価がここまで完全に二分されてしまう映画は
なかなか他には見当たらないのではないでしょうかね。
レゲエというか、ガラの悪い音楽好き、ブラックネスを求める向きには
ただひたすら美しく輝いて見える映画ですね。
(とはいえ、フツウの映画好きはあまり見ないか、この映画)
e0147206_2315321.jpg
主役のホースマウスはもとより、脇を固める?仲間役のミュージシャンの
そこまで行くと狙っているのか?と思わせる素人っぽい演技。
しかしあの演技でなければ、当時の本物の現場の空気が出ないことは、
敵役のマフィア(にしてはショボイけど)の俳優達の輝きのなさと比べると、
一目瞭然ですね。
脚本が云々という人々には一笑に付されそうな筋書きだって、
当時のラスタマンの理想の生き様を凝縮させたら、
ああいうものになるのだろうし。

音楽シーンはどれもそのシーンだけで、DVD代の価値を上回る。
冒頭のナイヤビンギのシーンのラス・マイケルのドアップ、
バイクを盗まれたホースマウスを慰めるスピアのアカペラ、
クールネスとルードネスとヒップという概念を凝縮させたような
グレゴリー・アイザックスのステージ。

個人的にもこのあたりの印象はめちゃくちゃ強かったんだけど、
昔あまり印象に残らなかったキダス・アイの歌に痺れまくったり、
ポップな感じが昔あまり好きでなかったジェイコブ・ミラーは
やっぱりいい歌手だなと思い直したりと、
以前の自分の耳が開いていなかった事を痛感することしきり。
とりあえず、キダス・アイの音源は早急に手に入れることとします。

あと、ホースマウスのお婆さんが川で洗礼をしている場面、
あれは色々なところで伝え聞く(見る)ヨルバの宗教が
キリスト教の姿を借りて、生き残っている姿を見たような気がして
オーベアとかその辺との関係を一度識者の人に確認して見たいものだ。
(出来ることなら、自分で現地確認したいけど)

まあ、なにはともあれ、マフィアに復讐に行くために
ホースマウスとその仲間が集まるシーンを観るだけでも意味がある映画。
そのシーンで流れるトッシュのステッピン・レイザーな男目指して
次の1年、ルーディーに行くしかないのだ!と決意表明をするのであります。
e0147206_23155923.jpg
街や山の雰囲気は95年当時とほとんど変わらないので、
そういう意味では、意外に懐かしい感じもあるのも良い。

とはいえ、こういう写真を撮っている時点で、
ルードでヒップでクールな男に近付けそうもない私。
e0147206_2323208.jpg

でもまあ、それも仕方ないか?
e0147206_23241644.jpg

[PR]
by zhimuqing | 2010-12-28 12:28 | Dawn 'n' Shine | Comments(2)
Commented by Nana at 2010-12-29 17:23 x
1日遅れましたが、お誕生日おめでとうございます(*^^*)

……あ、これはお久しぶりです!
まだ覚えて頂けてるでしょうか(汗)?

お子様も大きくなりましたね(^_^)ノ
もうすっかりお姉ちゃんって感じでしょうか♪

残り少ない2010年、楽しく過ごせますように☆
Commented by zhimuqing at 2010-12-30 23:28
>> Nanaさま

おお、Nanaさん、ありがとうございます。
もちろん覚えていますよ!

私の歳がどんどん増えていくのは大変残念でありますが、
子供がどんどん大きくなっていくのは
それ以上に嬉しいものです。

ということで、Nanaさんのあと一日しかない2010年と
365日もある2011年が楽しく過ごせますように!
<< エナァ、コースウェッ! サンタのブラン・ニュー・バッグ! >>