律儀な園芸家

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NASAが日本時間の明日4時に地球外生命体の発見について発表ということで、
ついにバルカン人がファーストコンタクトか!という期待をしてしまうのですが、
まあ、微生物の痕跡を発見したとか、そういう感じではなかろうかと
思っているのですけど、いったいどうなるのでしょうか?
とりあえず明日の発表を待つしかないのだ。
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ちなみに以前まで私は宇宙人が地球に来たら、
地球人同士のいがみ合いは解決されるのかなと思ったりしていたんですが、
よく考えたら、よその星の技術を使ってうまく立ち回って一儲けしようとする人、
政治家とか官僚とか商売人とかがワラワラと出てきて、
ものすごく混乱して、壊滅状態になりそうだと思ってしまうのは、
ジョン・ル・カレの「ナイロビの蜂」を読んだからかな?
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そんなわけで、以前映画を観て感激した「ナイロビの蜂」、
ようやく原作の小説を読んだのだが、
ル・カレ・ワールド全開で大変読み応えがありました。
薄皮を一枚一枚剥がしていくような展開がたまりません。
出来れば映画を観る前に読んでいたら、最高だったんだけど、
映画と小説、どちらかを犠牲にせざるを得ないんで、
まあ仕方が無いか。
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ちなみに原作のタイトルは「The Constant Gardener」、より味わい深いですね。

メイレレス監督は原作を大事に扱って映画化したことが分かりますが、
やはり登場人物の揺れる心情を描ききるには、小説のほうがずっと有利。
焦燥感や切迫感、そして欠如感とそれに連なる義務感がストレートではなく、
薄い幕のむこうで仄めかすように表現されていて、実に素晴らしい。
しかも後半に進むにつれ、それらの感情がより露にされていく様子に
読んでるこちらの気持ちが鷲摑みされてしまう。
ル・カレの技に魅了されるばかりです。

後書きで、ル・カレは実在の団体とはもちろん関係ないと書きつつも、
援助を隠れ蓑にアフリカを喰いものにする多国籍企業のあり方を
作品中でル・カレは厳しく糾弾する。
なかでも実際の状況を参考にしたという製薬会社と研究者の癒着構造は
この本の中でも重要なテーマになるのだが、
でも、これは何も製薬業界に限られないですよね。

あたかも第三者であるように体裁を整えながら、
クライアントに利するようなデータを世間に発表するという構図は
開発する側に近い機関による環境アセスメントなんかも完全に同じだし、
CIAから資金提供を受けていた読売新聞はもとより、
今やアメリカの走狗と化した朝日新聞(by 田中康夫)も同じようなもんだ。
(今回のウィキリークスだって、単なる暴露って訳ではないだろうし。)

ということで、ジョン・ル・カレ、久しぶりに興奮させられましたが、
この後何を読もうかな。
冷戦時代のスパイ小説が多くて、ちょっと時代遅れな感じなんで、
これまであまり読まなかったんですけどね。
とりあえず最近の作品から手をつけてみようかな?
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ル・カレさん、老いてますます盛ん!
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by zhimuqing | 2010-12-02 21:28 | Make Me Wanna Holler | Comments(4)
Commented by アルパカ at 2010-12-03 23:59 x
私は…一度だけUFOを見た事があります(笑)


でも映画の、未知との遭遇みたいな経験をしてみたいです(笑)
Commented by zhimuqing at 2010-12-04 01:07
>>アルさま

おお、いいっすねぇ。
私は見たことないです。

ちなみに昔、寮にいた時、廊下でみんながUFOがおる!
双眼鏡で見てみい、あの光っているのが揺れとる!と
騒いでいたことがありましたよ。
けれど、次の日の同じ時間に観てみると、ほぼ同じ場所に
同じ星があったことから、あれは単なる手ブレだったものと
思われますね。

そんなわけで、私自身は非常にUFO見てみたいんですけど、
なかなかチャンスが巡ってきません。
毎日UFOが出現するといわれるメキシコあたりに
行かないといけないんですかね?
Commented by アルパカ at 2010-12-04 02:28 x
メキシコと同じ位見れる高尾山も良いですよ☆

私は昔、八王子に住んで居て。その時に見ました。山の上で…綺麗なオレンジ色の光♪
面白い動きをした後に…消えました(笑)


手ブレでした…。
でも、必ず見れますよ☆UFO☆彡


私は宇宙人とダンスしたり!!惑星の話をしたり。スターウォーズみたいな事があるのか!!など。
話してみたいです(笑)
Commented by zhimuqing at 2010-12-06 00:58
>> アルさま

高尾山ですか!?
以前友人が住んでいたのですが、
数年会う機会がなくて、久しぶりに会ったときに
体の幅が倍以上に膨らんでいたので、
驚いたことがあります。
あれも多分宇宙人の仕業だったのでしょう!

ということで、私も気をつけたいと思います。

ではでは。
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