旨み成分タップリな音と                       素晴らしい仕事ぶりに感心する。

クァンティック、あまりに良いので、相変わらず聴いているんだけど、
つい最近クァンティックのウィル・ホランドが編集したらしい
コロンビアのヴィンテージ・クンビアのミックスCDが
STONETHROWから出ていたことに気がついた次第です。
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コリャ今すぐ購入だ!と盛り上がったんだけど、
こういうミックスCD、タイミング逃すとすぐに入手困難になるのね。
慌てふためきつつ、ネットで駆け巡って(?)、なんとか入手。

で、ついでに調べてみると、こういう70年代前後のクンビアとその周辺、
結構リイッシューされているのですね。
色々見ているうちに結構興奮してきて、
パナマのクンビアとかカリプソとかファンキーなのを集めた編集盤も合わせて購入。
(こちらもウィル・ホランドが少々関係している。)
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アコーディオンとボコスカポコポコと叩かれる打楽器、微妙に揺れるベース、
どちらも、私が今聴きたかった音で大満足。
素朴とも言えるボーカルはストリート感覚というか野趣溢れている。
勿論、大事な哀愁はたっぷり、全体の空気を染み込まされている。
アコーディオンが全面に出ているのは、ハイチのコンパに近いけど、
あそこまで優雅ではなく、もっとダンス音楽寄りですね。

ホランド先生のミックスCDもかなり興奮できるのだが、
カーニバル向けの音源というか、大編成のものが多いので、
Soundway Recordsのパナマ編集盤のほうが盛り上がるかな。
色々なスタイルのものが入っているし。

JBを青臭くしたようなファンキーなやつとか、
途中から一気にサルサに近くなってしまうけど、やっぱりいなたい演奏とか
ホーンセクションの響きをギターに置き換えたようなしぶとい演奏とか、
猥雑にスウィングするカリプソとか、全編おいしい響きが満載。
(ギターのフレーズはアフリカのフランコなんかに似ていると思うけど、
このへんはプリマクさんに確認してもらわないと分からない。)
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例えば『ダンス・マニア』のプエンテ楽団とか全盛期のJBに比べると、
演奏はルーズと言うか、はっきりいって上手いとは言えないけど、
お風呂にみんな集まって、せーの!で、録音したような音質と相まって、
熱気とか生々しさとか勢いとか殺気といった、
そういう旨み成分の含有率が非常に高くて、大変好ましい。

ブックレットも素晴らしい。
1曲ごとに編集者のコメントが書かれているし、
非常に香ばしい?写真も満載、もちろん紙の質も良い。
ジャケットもわざと汚れて古ぼけたようにしている等、
細部までこだわって作られていて、作り手の愛情が伝わってくる。
うーん、実に素晴らしい仕事ぶり!
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ということで、早速Soundway RecordsのHPを覗いてみると、
これまた美味しそうな編集盤がたっぷり見つかって、大興奮。
こうなると、円高も大変ありがたい。
3,4枚まとめて買うと、1枚送料込みで1300円台。
為替のことすら何も分かっていない首相や財務相の無能ぶりに
感謝するべきなのでしょうかね?
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この辺のガーナとかの編集盤も興味深いです、はい。
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by zhimuqing | 2010-09-08 08:49 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)
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