IE9ピン留め
妻子を呼んでしまおうか?
ヴィクター・ヘッドリーの名著と名高い『ヤーディー』を読んでいる。
イギリスに渡ったジャメイカンのルーディー(ギャングスター)の話。
ありふれていると言えば、ありふれている設定なのだが、
登場人物が活き活きしていて、名作とはいえないまでも
佳作以上の力作だと思う。
作者のヴィクター・ヘッドリーも子供の頃にイギリスに渡ってきた
在英ジャメイカンなのだが、ギャングスターが成り上がる様を
淡々と(しかし詳細まで)描きながらも、
何故ギャングスターとして成り上がらざるを得ないか、
その背景をクールに分析している。

訳者の荏開津広(いい仕事!)があとがきで書いているように
問題の背景には、グローバリズムや新自由主義の問題があるのだが、
日本に住んでいる私ももちろん無関係ではないし、
一方で小泉「改革」を引き継ぐカンナオトというか財務省の進めようとしている
政策がことごとく実施された折には、この本で描かれるイギリスのような
状況になったって何もおかしくないのだ。
この辺、もう少し色々勉強してみないかん、と思うのであります。



とまあ、そんなことを考えてしまうのも、ベトナムのメコンデルタにいるからかな。
自然の密度というか濃度が非常に濃い。
なんだか一気に細胞が活性化したような気がする。

延々と続くマングローブ!
カワセミの仲間(多分ナンヨウショウビン)がいたけど、
ボートに驚いて逃げるので写真は撮れず。
途中で寄った民家。
壁にかけているナベが味わい深い。
イヌとネコも何故か仲が良い。
意外にデカイ(25cmぐらい)トビハゼ、早くて網で捕まえられず。
ということで帰りたくなくなってきた私。
妻子をこちらに呼ぶか?
by zhimuqing | 2010-07-30 02:32 | Make Me Wanna Holler | Trackback | Comments(0)
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