越南は大層暑くて妄想してしまう件

以前転職しないかと誘われていた会社がなんと倒産したということで、
結構いい給料、提示されていたんだけど、行かなくて良かったと思いつつ、
やはり人生一寸先は闇だな、と考えさせられている今日この頃です。

そんな今日この頃、ベトナムに出張に行って来たのだが、
出張先が田舎だったので、ネットもつながらないし、
日本の衛星放送も入らない、という10年前の中国の田舎のようだったのだけど、
仕事が忙しかったこともあり、意外と大丈夫というか平気なもんですね。

それにしても、ベトナムは中国の影響を凄く受けているわけですけど、
わりとノンビリというか肩の力は抜けてるし、ご飯はうまいし、アオザイは可愛いしで、
昼はめちゃくちゃ暑いのと、ホテルとか飛行機の空調が寒すぎるのと除けば、
結構いいところですね。
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結婚式の新郎新婦が乗る車のデコレーションは
中国とほぼ同じような感じ。


あと、いろいろな意味で垢抜けていない絶妙な格好悪さがいい。
香港とかバンコクとか上海では既に失われた旨味成分がたっぷり。
せっかくホー・チ・ミンおじさんというキャラがたったアイコンがあるのに、
全然活かしきれていないし。

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この広告の垢抜けなさ、味わい深さは格別なもんですが、
この人は70年代後半のレア・グルーブの雄、Nguyen The Thai の娘で
再評価の兆しがあるというNguyen Ngoc Thanh Vanらしい。
父親譲りのファンクネスを濃縮したグルーブが基本なのだが、
そこにチープなシンセが加わることで、結果として一時期の西海岸モノに
近づいてしまっている上、カンボジア人ギタリストによるサイケなギターが
飛び道具として加わり、しぶといウネリが生み出されており、
もしかしたら時代の革新者になれたかもしれない、と
そういう感じを受ける人もいるかもしれない。

サイケなギターを弾いているのはクメールルージュから逃れてきた
カンボジア人の2世であるLe Ngoc Anhなのだが、
ラオス周辺との疑惑が広がり、現在行方不明だということ。
彼の行方も気になるところでありますね。
なおこの人、徴兵時代のシアトル出身のギタリストの血が
訳あって流れているという噂もあるのだが、
噂の真偽はよく分からないのだ。

そういう疑惑にまつわる因縁もあり、
この人達の音源は現在はなかなか入手できないそうなのだが、
今回知り合ったNihso Nogam Avm Uqam氏がコレクションとして
大事に取っているもの。
残念ながら時間がなくて、コピーを貰うことができなかったのだが、
その辺は次回の楽しみとしてとっておこうと思ったりしつつも、
なんだか暑くて妄想も激しくなってきたので、
この辺でやめておこうと思う今日この頃なのだ。
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by zhimuqing | 2010-04-16 23:10 | Mickey's Monkey Job | Comments(0)
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