品格、品格と色々世間はうるさいのだが、
大体、理事会や審議会のメンバー、マスコミ関係者含め、
批判ができるほど、聖人君子なのかい?
そもそも相撲取りというのは、褌一つだけつけて
衆人環視の中(しかも見ている人はご飯とか食べてる)で
神事に則り、勝負をつけるという、特殊で異能な集団であり、
その中で頂点を極めた横綱はこれは訳が分からなくて
当たり前の存在であると思うのだ。
貴乃花なんて、現役時代からそうだったけど、
親方・理事になった今もさっぱり訳が分からない。
荒ぶれる魂を持たずして、土俵の鬼にはなれないし、
土俵で鬼と化さなければ、横綱になれたりはしないのだ。
そんなに品行方正で聖人君子である必要があるのか?
文句が付けようのない完全無欠な力士なんて面白くもなんともない。
もちろん大相撲は日本で興行を行っているので、
日本の法律を守らないといけないことは言うまでもないが、
異能(異形でもある)の世界にありきたりの基準を求めて良いのか?
被害届け自体も出されていないのだ。
結局モンゴル人だったから、ここまで叩かれたのだと思うのだ。
一般人が横綱と飲みに行くことができるのか?ということはさておき、
相撲取りと酒を飲むを飲みにいこうかという男が
殴られたからと言って、文句を言うな。
文句を言うのだったら、初めからお近づきになるんじゃない。
私は初めから近づかないよ。(そういう機会もないのだけど)
大体、一般人に暴行、ということだったのだが、
その被害者と言われてる『K奈(K名)毅』、
ノリ塩事件の両方で名前が出ていた人でしょ?
ノリピーの逃亡を助けたとか、お塩の御用達クラブの出資者だとか、
いわゆるダークな「業界」の人ではないのか?
結局、単なる酔っ払い同士の喧嘩にすぎないと思うんだけど、
そういう筋だと、多分真相は明らかにならないんだろうね。
話は変わるけど、やっぱり朝青龍の気の毒だったのは、
同時代にライバルと呼べる力士がいなかったことなんでしょうね。
大関になってから、練習量も激減していたというし、
力を抜いても勝ててしまっていたというのが、
戦績は素晴らしいが、結果として大成出来なかった大きな理由だろう。
切磋琢磨する中で、あの才能がもっと進化している姿を私は見たかった、と
そういうことを考えるのでありました。