甘い路上に誘われる件

相変わらず平日は出張で東北方面をウロウロ?しているのですが、
この寒さの中では、どうしても暖かい濃厚なモノが欲しくなる訳で、
聴く音楽もグラディス・ナイトだったり、パルミエーリだったり、
ティト・プエンテだったり、と濃厚なものに偏ってしまいますね。

ということで、最近出張の時に持ち歩いている本が
板垣真理子さんの写真集『キューバ、甘い路上』ですね。
この写真集、暖かくて甘い気持ちになれるカイロのような本ですが、
それ以上にキューバに行きたくなる困った本でもありますね。
なんといっても、写っている人々の顔・表情が良いのだ。

板垣さんは若い人を撮るのも勿論素晴らしいのですが、
年配の方を写す時に、その真骨頂を発揮すると思いますね。
イキイキとした表情をうまく切り取っているのは、
もちろんご本人の人柄もあるのでしょうけど、
被写体を選ぶ嗅覚も優れているのでしょう。

先日、板垣さんのお話を聞く機会があったのですが、
アフリカでは大きな生命力を持つ人が魅力的とされる、という
話をされていたのですが、オバサンやオジサンの笑顔がはじけまくっている
こういう写真を見ると、凄く説得力がありますね。
そういう顔を日本ではあまり見かけないな、と寂しく思うと同時に、
自分自身を振り返って、気をつけようとも思うわけです。
(余談だけど、月曜のNHKの鶴瓶の番組には、そういう顔がいっぱい映りますね。)

ちなみにそのトークライブでは、それぞれの写真を撮るときに
板垣さんがどのような『絵』を狙っていたか、ということも少し説明されてて、
絵画的なセンスの乏しい私にも(だからこそ?)興味深かったりしたのですが、
その他にも、熱帯雨林の地域ではウネウネしたデザインが好まれるのに対し、
乾燥した地域では直線的なパキーンとした物が好まれる等、
まだまだ板垣さんの背後には隠された面白い話がたくさんありそうで、
非常に興味がそそられる昨今なのであります。
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by zhimuqing | 2010-02-01 21:46 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)
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