どちらも森は深いのか?

来年2月の新宿ピットインでUAが公開レコーディングライブを行うのだが、
限定200枚のチケット争奪戦、残念ながら敗れました。
サンクスのぴあの端末で頑張ったんだけどね。
それにしても、こういうスペシャルな情報は競争率下げるために
見事にミクシィなんかではスルーされますね。
しかしピットインぐらいの小さな会場で見たかった。

さて、Inspiration Information シリーズの第四弾の
ジミー・テナー/トニー・アレン、ようやく入手しましたが、
これはすこぶる良いですね。
ナイジェリアとフィンランドの組み合わせ!
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第1弾のアンプ・フィドラーとスライ&ロビーも良かったのですが、
フェラ・クティ没後に出た様々なアフロビート発展形の中でも
この1枚は頭一つ抜き出ているものがありますな。
レッド、ホット+ライオットとかフェミ・クティの2001年盤に匹敵しますね。

トニー・アレンの今回の相方はフィンランドのジミー・テナー(テノール)。
これまた私の知らない名前ですが、どうやらなかなかの才人のよう。
ジャケットではフルートを吹いているが、クレジットをみると
ベース、ギター、キーボード、サックス、トランペット、カリンバと
これはプリンス以上のマルチ・ミュージシャンですね。

フルートもサックスもペットもつぼを得た演奏なのだが、
程よくダブを通過した太いベースの音像がこれまた良い。
トニー・アレンの流れるようなリズムと合わさると気持ちがよいのだ。
あと、後半2曲でジミー・テナーが「Mini Koto」も弾いているらしいのだが、
これは琴の小さいやつなのか?北欧にも謎が色々ありますな。

随所に入るトニー・アレン組のパーカッション勢も気持ちいいが、
うっすらと背景に流れる親指ピアノとかシェケレが非常に効果的で、
その使い方は大変参考になりそうだ。(聞いているかロンマク?)

ジミー・テナーはクラブ系から出てきた人らしいのだが、
最近はアフロビートのバンドをやってたりもするらしいし、
センスと才能を併せ持った人であることは間違いない。
ちょっとフォローしてみる価値があるかもしれないな。
まあ、ジミとかジミーとかそういう名前に外れはないっていいますしね。

ここでのトニー・アレンは絶好調、リズムが立っている。
メロディアスで、しかもキレキレ、非常にカッコいい。
再評価後の音源をすべて聞いているわけではないですが、
多分アーネスト・ラングリンと作ったアルバム以来の出来なのでは?
思えばあのアルバムも組み合わせの妙をついたものだったな。
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アーネスト・ラングリンの2000年の名盤。そういえば、最近どうしているのかな?

あと、特筆するほどでもないかもしれないのだが、
2曲で歌というかラップを披露するAllonymousという人、
76年前後のジョージ・クリントンに声とか言葉のリズムが似ていて
大変香ばしいですね。(ラップはカーティス・ブロウも少しだけ思い出すけど。)

ということで、2009年はこのシリーズで決まりのような気がするのだが、
こうなると第五弾が大いに気になるところであります。
STRUTレーベルには、ぜひとも第二十弾ぐらいまで続けてほしいと
声を大にして要望したいのであります。
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by zhimuqing | 2009-12-23 23:05 | Funkentelechy | Comments(0)
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