連休の件

3連休の初日はわざわざK県のA木市まで足を伸ばしましたよ。
とある神社までお祭りを見に行ったのです。
そこの神社、宮司さんが私のオジサンなのだ。
e0147206_215218.jpg


このオジサン、絶対にここを見ていないので書けるわけですが、
一風(どころか大層)変わった人なのです。
車の免許の更新(高齢者向け)に行ったはいいものの、
試験官と車に乗ったはよいものの、車の運転の仕方が分からず、
試験官に「で、どうやったら車、動くのだ?」と問い詰めて、
試験官を絶句させてしまう男なのだ。
(大変頭脳明晰なんですけどね、天下の東大卒だし)

はたから見ると宮司のお仕事も大層よい湯加減でこなしてて、
寒かったり、暑かったり、雨が降ったり、気が向かなかったりすると、
お仕事を断ってしまうらしい。
あと結婚式とかお葬式も面倒だから断ってしまう、ということで、
神社仏閣なんてのは大変儲かるものだ、
宗教法人には全部課税してしまえ、という常識から
なんだかずれてしまってて、なかなか面白いです、はい。

で、そのお祭りは結構こじんまりとしてて、趣深くてよかったです。
子どもたちが太鼓叩いてて、これが大変味わい深い。
こういう伝統はなかなか捨てがたいものがあります。
最近は近隣から苦情が出るため、
田んぼの真ん中で練習しているそうだが、負けずに頑張ってほしいものです。

で、連休二日目は渋谷のパルコまで舞台を見ました。
宮本亜門演出、石丸幹二主演 『Sunday in the park with George』
ジョルジ・スーラの絵をベースに、
画家の時代とその曾孫の時代を二幕で描いた話。
e0147206_15926100.jpg


宮本亜門、石丸幹二、違いのわかる男。劇団四季。うーん。
・・・・ええ、私には似つかわしくないです。

戸田さんが出ていなければ、自分から見に行こうとは思わない舞台ですが、
これが実は結構おもしろかったのだ。

正直ジョルジ・スーラの絵は色使いは正直私の好みではないし、
全体的に躍動感がないような気がするし
だからこそ、解釈が広がる余地があるのだとも思いました。

ジョージの母親の言葉から始まる一幕目のラストに至る流れや
二幕目に曾孫のジョージの元にドットの亡霊が現れてからのシーンは
本当に素晴らしくて、時間がゆっくり流れているようでしたよ。

事前情報で聞いてたようには音楽も難解に聞こえませんでしたが、
でも、あれを実際に歌う人泣かせな楽曲だ。
一幕目の戸田さんのセリフというか歌というか、
あれはものすごい大変沿うというか難しそう。
舞台も客席側に傾いていて大変そうだけど、
客席から見る分には納得できる作りでした。

不満点がないかというと、そういう訳でなく、
画家に比べ曾孫のジョージの悩みが薄っぺらく見えるところや
もうちょっと画家の葛藤を掘り下げて欲しかったような気もします。
ただ、そんな不満は後から考えた時にちょっと感じる程度で
実際見ているときはアングリ口を開けたまま
演出の妙に見とれていたんですけどね。

改めて言うまでもにないですけど、戸田さんの演技も素晴らしい。
素人の私には、今回の舞台のような作りこんだ設定のほうが
その凄さが分かりやすいのかも知れませんが、
変幻自在で空気の密度とか濃淡を変えてしまう業は
もの凄いインパクトがありました。

一流と評価されている人にはそれなりの理由があるな、と感じました。
当たり前のことですけどね。
それと、たまには自分のジャンルを外れたものに触れることも大事ですね。
非常に良い刺激を貰いました。
[PR]
by zhimuqing | 2009-07-21 02:01 | Popper's Delight | Comments(2)
Commented by shiny at 2009-07-23 10:30 x
かなりファンキーなオジ様だと思いますw頭の良い人はどこか変わっていると聞きますけれど・・・私の場合、頭悪くて変人なので救いようがありまへん><
お祭りの練習で苦情が出るんですか?!心の狭い人が多くなったものです。お祭り、ずっと受け継いでいってもらえると良いですね♪

それで・・いつF県にはお越しになるのれふか??
Commented by zhimuqing at 2009-07-24 00:36
>> ツンバイさま

子供のお祭りの練習ぐらい、大目に見てよって感じですよね。

時にF県には来週末あたりいけそうですよ。
日帰りですけど(涙)。
色々作戦を練っているのですが、なかなか変更できなさそうです。

ときに本日整体に行ったので、今度情報交換しましょう。
<< エル・カンタンテ 大変おいしい逸品を見つけた件 >>