色々考えさせられる件

ウルムチで起こった暴動だが、
中国国内でも一応『報道』されている。

ニュース番組では、今回の暴動で怪我をした漢民族のインタビューが
ずっと流されていますよ。
「店を壊されて物を盗まれた」とか「怪我をして大変痛い」とか
「突然暴れられて、本当に困ったものだ」とか、そういう感じ。
当然のことながら、暴動に至った原因やこれまでの経緯等は
報道されませんね。

かといって、周りの中国の人が全部鵜呑みにしていると言うわけでもなく、
ご飯食べながら話をそれとなく聞いてみると、
結構色々知っていたりしますね。
ウイグルとかチベットに対する意見は結構バラバラですが
「ニュースで言っているのは全部本当ではないだろう」というのは
皆さん一致しているようです。

まあ、30代半ばよりも上の世代は天安門世代ともいえますからね。
「でもまあ、私達も共産党に洗脳されてるようなもんだ」なんて言うし、
一見報道の自由があるようで、その実マスコミに流されるがままの日本より、
結構冷静に報道に対応できているのかもしれません。

2009年は中華人民共和国建国60周年なので、
今回の暴動はそれに合わせての動きなのでしょう。
田中宇だったら、多極派に対する英米派の巻き返しなんていいそうだけど、
本当のところは私には分かりませんね。
私が話した中では、中央アジアに眠っている地下資源をめぐる暗闘だと
考えている中国人もいるようですけど。

いずれにしても、軍隊がデモ隊に対して発砲しているのは間違いないでしょう。
ウイグル民族の権利が正当に扱われるようにならないと、
暴動は決してなくならないでしょう。
今の時代、力だけでは抑えられないはず。
中国国内でもなんとか映像は見れるようですし、
なんとか内側からも変わっていけると良いのだが。
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by zhimuqing | 2009-07-07 23:11 | Make Me Wanna Holler | Comments(0)
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