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セサール y ネスター

依然としてDVDレコーダーの取り付け、
時間がなくて、まだ取り掛かれていないのであるが、
嫁の情報によると、我が家のテレビ、なんと録画が可能であるらしい。
全く世の中、本当に知らないことだらけだ。
レコーダーの取り付けは週末にでもトライすることにしよう。

さて先日、ついに入手したDVD「マンボ・キングス」ですが、
私が勝手に想像していた音楽ドラマ?というよりも
ヒューマンドラマとでも言うんですか、そんな感じだったのですが、
でもかなり面白かった。
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アントニオ・バンデラスの繊細(!)な演技も良かったが、
アーマンド・アサンテが大変に印象に残った。
濃厚でかつ哀愁たっぷりのヒスパニックの美学を見事に体現。
たしかアメリカン・ギャングスターでマフィア役をしていたと思うけど、
マンボ・キングスはもう16年前の映画なので、まだ若くて、
ヒュー・ジャックマンとゴージャスにした感じ。
手からアダマンチウムの爪が出てきそうだ。
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そのアサンテ演じるセサールがニューヨークにやってきて、
ティト・プエンテ(本人役)のステージに上がって
ティンバレスを叩きまくるシーンは、私の期待通り。
それにしてもティト・プエンテ、私の知り合いの福建省在住の
周さんに大変似ているのが笑える。
懐かしいな、周さん、元気かな?
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ストーリーの方は、キューバからニューヨークにやってきた兄弟が
華やかなショービジネスの世界で味わう成功と挫折を描いたもの。
強引な兄と才能溢れる繊細な弟ということで、テーマは兄弟愛。
私はあそこまで強引ではないし、女性にもてないので、
まあ、うちの兄弟には当てはまりませんな。アハハ。
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途中、このセサールとネスターのカスティーヨ兄弟が
なんと「アイ・ラブ・ルーシー」に出演するシーンがあって、
この辺は予想していなかっただけに盛り上がりました。
それにしても、デジ・アーネストJr は父親そっくりだ。

ということで、ストーリーも出演者も音楽も極めて優れているのだが、
それだけに、この話を105分でまとめてしまうのは勿体なかった気もする。
10話完結ぐらいの長編ドラマにした方がもっと良かったような、
まあ、そんな訳で、粘って入手した甲斐があった、ということです、はい。
by zhimuqing | 2009-06-15 23:55 | Rumba DE Manbo! | Comments(0)
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